グジャラートの旅−ブジ

アーメダバドから電車で７時間半、カッチ地方の玄関口ブジ(Bhuj)に移動。
これから向かうカッチの村々のイメージが強いので、ブジも田舎街かと
思っていたら予想以上に発展していました。
２００１年の大地震から復旧して建物が新しく現代的になっていたので
そういう印象を受けたのかも。





普通のサリー姿の女性に交じって、村から来たと思われる独特の
衣装をまとった女性を見かける。


この街では、例の可愛いゲストハウスに宿泊。


さっそく今回の旅の目的であるプロジェクトについて打ち合わせを始める
T氏たちと別れ、市内散策へ(T氏のプロジェクトに興味が
ある方は、そのうち彼のHPに詳細が載ることと思われます)。

まず向かったのは、２５０年前、時のマハラジャが建てた宮殿プラグマハルへ。
クネクネとした細い道が続く旧市街の端にあります。


小さめですが西洋的でセンスのいい建物。



地震の影響があちこちに。
特に上階はレンガが目で見てわかるほどに歪んでいます。
入場可能なのは１階部分のみ。






玄関から続く階段。


と、ここまでは良かったのです。
この後、この先にある大広間に恐怖が待ち受けていたのです・・・。





どんよりとした空気の大広間・・・。
ハトがいっぱいいてものすごーく鳥のウ◯コ臭いところからして、恐ろしい。





入ってすぐ右の壁を見ると・・・





ぎゃっ！
頭にハト糞いっぱい載せてる〜！！！
心なしかトラ氏の目が悲しそう・・・。
こんな姿になっちゃってますが、ご冥福を祈ります。




そして反対側にある暖炉の前に行くと・・・、






ひゃ〜！！！
どこかの戦争で負傷されましたか？
リアルに怖くて、子供だったら泣いちゃうゼ。



このお隣には・・・




あらっ！！
ロードオブザリングに出てた方ですよね！？



ゴラム氏。

この他にも、狩りが趣味であったであろうマハラジャの戦利品が剥製となって
たくさん飾ってあありましたが、トラもバッファローもどれもこれもウ◯コ
まみれで顔が崩れていたりしてました。
広間の荒廃具合と相まって、そこらのお化け屋敷よりもよっぽど怖かったです。
夜は絶対行きたくない。


プラグマハルのお隣にもアイナマハルというこれまた小さな宮殿があります。
こちらは外側は復旧作業が終っていませんでしたが、内部は博物館になっていて、
銀製の御輿などマハラジャグッズが展示されています。
また、宮殿の装飾自体も豪華で見応えありでした(館内が暗いので写真は撮って
ません)。


これらの宮殿を出るとマーケットに続いていて、カッチ地方の名産品絞り染め
バンダニのサリーや布地を売るお店がたくさんあります。



手芸用品店にはこれまたこちら特産の刺繍に必要なビーズや毛糸のボンボン、
ボーダー用のリボンなどなどを売っていて、村から来た刺繍のついた服を来た
女性達が集っていました。手芸用品を物色中と見せかけて女性の刺繍を間近に
できるいいチャンスです。


次回は村々の様子をお伝えします。