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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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いや〜、ハマってますよ、インド式美容術。
市販の化粧品やシャンプーと同等かそれ以上の効果が実感できるのは
もちろんのこと、自分で選んだ自然素材だけを配合しているという
安心感も重要なポイントです。
それに今まで食材としか見ていなかったものが、実は美容効果があった
という新たな発見もおもしろいのです。

最近では美肌・美髪に良いとされている素材を見つけては買ってしまう
ので、美容術の師匠であるインド人ルームメイトにさえ

「何コレ!?どうやって使うの?」

と言われるようなナゾの物体まで登場しています。




さて、今日はインドでヘアケアと言ったらまずこれでしょう!的な
基本中の基本の植物を組み合せたシャンプー兼コンディショナーと
を紹介します。名付けて、

「自然素材でチャン・リン・シャン♪」(←古いな。)


ちなみにインドでも市販のシャンプーの方が主流なので(全体的に見ると
コンディショナーやリンス類まで使う人は女性でもまだ少ないけど)、今時
こんなの使っている人は昔ながらに暮らしているおばあちゃんか健康オタクか
ただのモノ好きくらいでしょう。
それなのに、シャンプー用の原料はスパイスや食材でもないにも関わらず
チェンナイだとローカルマーケットに行くよりも食品スーパー(Nilgiri's)の
方が質の高い原料が手に入るというのは驚きです。



シカカイ(左)と乾燥アムラ(右)



【基本の粉】※私の髪質(細・弱・薄・乾燥)用。
・シカカイパウダー
 (毛髪・頭皮の余分な脂質まで取ることのない低pH値のマイルドな
  シャンプーになる。)
           
・アムラパウダー
 (ビタミンc鉄分豊富。髪のハリとコシが増す。育毛効果。
  白髪・抜け毛予防。)

・ヘナパウダー
 (痛んだ髪の回復。毛穴の汚れを取り除き殺菌効果もあるため頭皮が
  健康な状態で保たれる。日本では毛染めとしても知られている。)


上記3つをフタ付き容器に入れ、だいたい同量で混ぜておく。
髪の毛と頭皮両方を健康にする素材です。


【入浴前に】
基本の粉・・・小さじ1程度
レモン汁・・・大さじ1程度/コンディショニング、フケ予防効果。
       ※ピンポン球くらいの大きさしかないインドのレモン/ライム1個分。
ココナッツオイル・・・3〜4滴(すっごく微量)/保湿用
水・・・大さじ3〜4

※腰まで届くロングヘアーで上記の量です。
  髪の毛の量・長さに合わせて適宜変えて下さい。
  特にオイルが多いとバッサバサになるので注意。
※シャンプー液の仕上がりはペースト状ではなくて
  ややとろみがあるかな?程度の液体です。

【オプション】
・フェニュグリーク/メッティパウダー
(とにかく抜け毛予防にはメッティ!と言われている。
 料理のスパイスとしても使う。)

・酢 (コンディショナー効果。レモンの変わりに。)


◯使い方
手のひらに「自然派チャン・リン・シャン♪」を適量とり、頭皮全体を
マッサージするように液をすり込んで行きます(泡は立ちません)。
丁寧にやったほうがいいのでしょうが、私はメンド臭がりなので市販の
シャンプーを使うときと同じような感じでチャチャチャッとやるだけです。
それから髪の毛に残りの液をしみ込ませ、髪全体になじませたら
ダンゴ状にしてヘアクリップでとめておきます。
理想はこの状態で10〜20分放置なのですが、私はこの間に体を洗う
だけで終らせてます。
最後によーーーーーく洗い流します。
レモン汁が過度に髪に残っているとバサバサになるので注意。


この「自然派チャン・リン・シャン♪」を使い始めてかれこれ3ヶ月
経ちました。洗い上がりは市販シャンプーやコンディショナーと比べて
まったく遜色ありません。
市販シャンプーを使っていたときは、髪の毛を縛ると切れ毛が後れ毛が
目立ってしまい整髪料が必要だったのですが、「自然派チャン・リン・
シャン♪」を使ってからはなぜかまとまりやすくなって整髪料いらずに
なりました。ハリが出てきたということなのでしょうか。

ちなみに、このシャンプーは髪の毛が薬草臭くなります。
使っている本人は慣れますけど、周りの人がどう思うのかは微妙です。

漢方薬なんかと同じで、長期間使い続けてこそ効果がでるものだと思うので、
このまま気長にいこうと思います。

いずれまた、パウダーではなく原材料(シカカイ・アムラ)そのままを使う
方法や「インド的薬草を漬け込んだココナッツオイル」の作り方、日本でも
手に入る食材を使ったヘアパックについても紹介しまーす。
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無題
初めまして。
シンガポール在住のMikiと申します。
こちらのブログ終わってしまってるようですが、もっと早く出会えてたらなあ〜と悔しいです。

インドは近いし行きたいとずっと思ってたのですが、なかなか計画ができず、
でも今年こそはと思い、シンガポールともご縁の深い南インドに
行ってみようと思ってチェンナイ情報を探してて
こちらにたどり着きました。

オクさんのディープさ、私すっかりお友達だーと勝手に思ちゃってます。

さて、いろいろ読ませていただいてとても面白かったのですが、
こちらの内容に非常にひかれ、シンガポールのインド人街で
シカカイ等を買いに行ったら、
なんかすでにいろいろハイビスカスとかブレンドされてる
ヘアケア商品のパウダーしかなくて、とりあえずそれ買ってみたんですが、
洗髪直後はゴワゴワです。
普通だったらコンディショナーかリンスが欲しいところ。
ちなみにそのパウダーなんか石けんみたいに少し泡立つんです。
この泡不自然、石けんでも混ぜてるからゴワゴワになるのでしょうか?

ピュアなシカカイ等をゲットして、オクさんのレシピでトライしてみたいです!
Miki 2009/02/18(Wed)21:09:09 [??]
mikiさん
はじめまして!
シンガポール、帰国の時に初めて行きましたが住みやすそうなところですね。

コメントを確認するのが遅くなってゴメンナサイ。細かく読んでいただいてありがとうございます。

このシャンプー、チェンナイとかシンガポールとか高温多湿な気候に適していると思います。

恐らくその粉の中にはソープナッツ(ヒンディーでリタritha)という木の実が入っていると思われます。
これも伝統的なヘアケアグッズですが、頭皮がオイリーで髪の毛が強い人にはいいと思うのですが、乾燥気味な髪質だと逆効果ですね。

チェンナイで私が買っていたショップは、
・Nilgiri'sというチェーン展開している食品スーパーのシャンプーコーナー
・Besant NagarのThe Eco Nut(E34, 2nd Avenueの2階)
・ここのコメント欄(http://okuhosony.exblog.jp/10724769)で書いたマンバラム駅のお店

原型で売っていることも多いですが、その場合はフードプロセッサーで粉にしたり、1回分を半日程度水に浸しておいて、使うときにペーストにするとか。私は面倒なので粉を買っていました。

何か質問があったら、遠慮なく新ブログの方にコメントくださいね!非公開コメントの設定もできますし。
2009/02/26(Thu)05:38:04 [??]
無題
オクさん

お返事ありがとうございます!
昨日までマレーシア行っててお返事大分遅くなり、申し訳ありません!

シンガポールでは純粋に粉状態のものも入手できないようです。かなり歩き回って聞きましたが、すべて製品化されてて他の材料とブレンド済み。

お顔用のパックの材料はローズウォーターとチャナ粉は普通にゲットできますが、チャンダン粉はお香売り場でちっちゃなボトルに入ったものしかなく、ニームなどは内服用の錠剤かソープやシャンプーなど製品化された
もののみ。やっぱ本場にいかないとないですね。
でもあるものでパックはやってみましたが、ほどよいしっとり感と清涼感、毒素が抜ける感じでGoodですね。

私は決してインドおたくではないのですが、インド料理(とくに南インドものやベジタリアン系)はなんだか大好物、むしょうに食べたくなります。オクさんは今アメリカご在住ですが、大丈夫ですか?

本場はいかにおいしいのだろうと、こちらの記事をいろいろ読みながら、本当に楽しみです。
Miki 2009/03/03(Tue)11:29:27 [??]
mikiさん
顔パックまで試されているのですね!ありがとうございます。
これも高温多湿の国に合うものです。日本にお土産として持って行きましたけど、効果はイマイチでした。

チャンダンはチェンナイではHealth&Glowというチェーンのドラッグストアに行けば各美容メーカーから出ています。このお店には他にも美容グッズがおいてありますよ。
ただ、チャンダンの原料高等が原因で、人工的に匂いを付けたニセモノが多く出回っていると聞きます。どれがホンモノかどうかは製造者のみ知る・・・という感じなので、香りが良いのでアロマ効果得るという意味で使ったほうがいいのかも?

私も時々むしょうにインド料理が食べたくなります!!
幸いこちらにはたーーーーくさんのインドレストランがあるので、北や南インドの料理はおいしく食べられます。でもベンガリ・ケーララ・グジャラティ料理など地域料理の専門店となるとなさそうです。

インドは広く、同じ南でも各地で食べ物の嗜好が違うので、いろいろ食べ比べてみてくださいね!面白いですよ~♪
2009/03/04(Wed)00:18:12 [??]
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