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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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Anna Nagarにあるスパで、ちょっと変わった美容トリートメントを体験して
きました!

コース内容は、ヘッドマッサージ→フェイスマッサージ→ボディーマッサージ→
スクラブ→ボディージェル→バナナの葉wrap→サウナの約2時間。

見た目が日本人的なウエストベンガル州北部出身の女性が、タイマッサージと
アーユルヴェーダと何かを足して5で割ったようなマッサージでパワフルに
モミモミしてくれて、なかなか気持ちよかったです。
マッサージはインド式にオイルたっぷり、もちろん簡易ふんどしと、今回は
簡易ブラジャーもありましたよ。


そして最後に、今回の目玉トリートメント、お肌保湿のためにバナナの葉っぱで
全身巻き巻き!(上の写真参照)
実はこのバナナWrap、お店のHPには載っていたのに、店舗にあるメニューには
書いてありませんでした。あまりリクエストがないんでしょうか・・・。
でも私が「やりたい!」と熱意を伝えると、サービスでコースに入れてくれた
のでした。
バナナの葉はスタッフの一人が市場に新鮮なものを買いに行ってくれました。

アロエヴェラジェルを塗った上から足に1枚ずつ、上半身は腕と一緒に3枚の
葉を使って全身を包まれ、そのまましばらく放置。
最初はひんやりしていましたが、だんだんとポカポカしてきて、思わず就寝して
しまいましたzzz。



気分はまさしくバナナの葉に包まれたケーララ州の魚料理meen pollichathu。
これが頭から離れないので、今日の夕飯はケーララ料理レストランに決定。


さて気になる効果のほどですが、かなりしっとりしましたよ〜!
なんだか若返った気分♪(肌だけね・・・)
これはラジャスターンとか乾燥地帯から帰ってきた時に良さそうです。

今回のスペシャルコースはかなりサービスしてくれたとは言え、元がちょっと
高かくてそうそうはできませんが、このスパには他に手軽な値段でできる
おもしろそうなトリートメントがあるので、今度また行ってみようと思います。
一番気になったのは『チョコレートペディキュア』
脚の角質を取ったあとスイスチョコレートでパックするんだそうです(日本では
普通のトリートメント?)。
なんかもったいないけど、甘い香りに包まれて幸せな気分になりそう!


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久々にアーユルヴェーダのマッサージに行ってきた。

基本のアビヤンガ(オイルを使ったボディマッサージ)とスチームバスだけの予定
だったのだが、ドクターの商売熱心なススメによりサマースペシャルの「美肌&
ほてった身体をクーリングパッケージ」を受けることに。

コースの内容は、アビヤンガ→Annalepam(米粉と牛乳で作ったスクラブペーストで
マッサージ、美肌効果あり)→薬草ペーストで全身パック(冷却効果あり)→スチーム
バス→Netrashuddi(冷たいハーブ水で目を洗うことで暑さによる目の炎症を和らげる)で
約1時間30分。

アーユルヴェーダマッサージ特有の「全裸に白いフンドシ姿」になり、やっぱり
この格好は馴染めんと思いつつ木のベッドに横たわる。


今まで何度かアビヤンガを経験しているのだが、たいてい”さわさわのソフトタッチ”で
もの足りなかったので、今回は強めにやってもらう。
リンパの流れにそって暖かいオイルと両手でぎゅぃーーぎゅぃーーーと身体を揉み
出してくれて、老廃物とセルライトを撃退している実感が持ててすっごくよかった。

そしてその後のスクラブも全身パックもお肌に良さそうだったし、締めのスチーム
バスもアビヤンガで揉み出した老廃物が出ていってくれそうで、初めてアーユル
ヴェーダっていいなぁと思えた。
実際、お肌ツルツル、身体はシャキッとしまった感じがして身も心もだいぶ
モクシャれた(※)、、、

だが、

最後、シャワーを浴びて服に着替えてから行われた目のトリートメントで事件発生。

椅子に座り腿にタオルを広げた状態で顔を上げると、マッサージ師がエッセンシャル
オイルの瓶のような容器から目薬をさすように私の左目に液体を入れてくれた。
(部屋が暗いので何が入ったかは見えなかった)


その瞬間、ちょー激痛!!
ものすご〜くしみる上に、なんかゴロゴロ異物まで入ってんの。
こりゃ、イカン!と思った瞬間にすかさず右目にも入れられた。

目に入れたら危険です!っていう液体を入れたらこんな感じになるんじゃないかしら?
というくらいの痛さで、もう「目がぁ、目がぁぁぁ!!(by天空の城ラピュタのムスカ
大佐)」状態。

すぐにハーブ水で目を洗ったのだが、何度洗ってもしみてるしゴロゴロ感が取れず、
鏡を見たら目が真っ赤になっていた。
一体、何を目に入れたんだと思ったら、薬草から作られた深緑色のペースト。
おかげでしばらく目からは深緑色のカスが出てきた。

7時間以上たった今も目ヤニが出続けているんだけど、これでもホントに目に
いいんだろうか?
5000年続いていると言われているアーユルヴェーダ、奥が深いな〜。

でも、いろんなトリートメントを受けるのは楽しいので、これから定期的に行って
みまーす♪



※モクシャ・・・サンスクリット語で「解放」、「平和」、「喜び」というような
        意味だそうです。



いや〜、ハマってますよ、インド式美容術。
市販の化粧品やシャンプーと同等かそれ以上の効果が実感できるのは
もちろんのこと、自分で選んだ自然素材だけを配合しているという
安心感も重要なポイントです。
それに今まで食材としか見ていなかったものが、実は美容効果があった
という新たな発見もおもしろいのです。

最近では美肌・美髪に良いとされている素材を見つけては買ってしまう
ので、美容術の師匠であるインド人ルームメイトにさえ

「何コレ!?どうやって使うの?」

と言われるようなナゾの物体まで登場しています。




さて、今日はインドでヘアケアと言ったらまずこれでしょう!的な
基本中の基本の植物を組み合せたシャンプー兼コンディショナーと
を紹介します。名付けて、

「自然素材でチャン・リン・シャン♪」(←古いな。)


ちなみにインドでも市販のシャンプーの方が主流なので(全体的に見ると
コンディショナーやリンス類まで使う人は女性でもまだ少ないけど)、今時
こんなの使っている人は昔ながらに暮らしているおばあちゃんか健康オタクか
ただのモノ好きくらいでしょう。
それなのに、シャンプー用の原料はスパイスや食材でもないにも関わらず
チェンナイだとローカルマーケットに行くよりも食品スーパー(Nilgiri's)の
方が質の高い原料が手に入るというのは驚きです。



シカカイ(左)と乾燥アムラ(右)



【基本の粉】※私の髪質(細・弱・薄・乾燥)用。
・シカカイパウダー
 (毛髪・頭皮の余分な脂質まで取ることのない低pH値のマイルドな
  シャンプーになる。)
           
・アムラパウダー
 (ビタミンc鉄分豊富。髪のハリとコシが増す。育毛効果。
  白髪・抜け毛予防。)

・ヘナパウダー
 (痛んだ髪の回復。毛穴の汚れを取り除き殺菌効果もあるため頭皮が
  健康な状態で保たれる。日本では毛染めとしても知られている。)


上記3つをフタ付き容器に入れ、だいたい同量で混ぜておく。
髪の毛と頭皮両方を健康にする素材です。


【入浴前に】
基本の粉・・・小さじ1程度
レモン汁・・・大さじ1程度/コンディショニング、フケ予防効果。
       ※ピンポン球くらいの大きさしかないインドのレモン/ライム1個分。
ココナッツオイル・・・3〜4滴(すっごく微量)/保湿用
水・・・大さじ3〜4

※腰まで届くロングヘアーで上記の量です。
  髪の毛の量・長さに合わせて適宜変えて下さい。
  特にオイルが多いとバッサバサになるので注意。
※シャンプー液の仕上がりはペースト状ではなくて
  ややとろみがあるかな?程度の液体です。

【オプション】
・フェニュグリーク/メッティパウダー
(とにかく抜け毛予防にはメッティ!と言われている。
 料理のスパイスとしても使う。)

・酢 (コンディショナー効果。レモンの変わりに。)


◯使い方
手のひらに「自然派チャン・リン・シャン♪」を適量とり、頭皮全体を
マッサージするように液をすり込んで行きます(泡は立ちません)。
丁寧にやったほうがいいのでしょうが、私はメンド臭がりなので市販の
シャンプーを使うときと同じような感じでチャチャチャッとやるだけです。
それから髪の毛に残りの液をしみ込ませ、髪全体になじませたら
ダンゴ状にしてヘアクリップでとめておきます。
理想はこの状態で10〜20分放置なのですが、私はこの間に体を洗う
だけで終らせてます。
最後によーーーーーく洗い流します。
レモン汁が過度に髪に残っているとバサバサになるので注意。


この「自然派チャン・リン・シャン♪」を使い始めてかれこれ3ヶ月
経ちました。洗い上がりは市販シャンプーやコンディショナーと比べて
まったく遜色ありません。
市販シャンプーを使っていたときは、髪の毛を縛ると切れ毛が後れ毛が
目立ってしまい整髪料が必要だったのですが、「自然派チャン・リン・
シャン♪」を使ってからはなぜかまとまりやすくなって整髪料いらずに
なりました。ハリが出てきたということなのでしょうか。

ちなみに、このシャンプーは髪の毛が薬草臭くなります。
使っている本人は慣れますけど、周りの人がどう思うのかは微妙です。

漢方薬なんかと同じで、長期間使い続けてこそ効果がでるものだと思うので、
このまま気長にいこうと思います。

いずれまた、パウダーではなく原材料(シカカイ・アムラ)そのままを使う
方法や「インド的薬草を漬け込んだココナッツオイル」の作り方、日本でも
手に入る食材を使ったヘアパックについても紹介しまーす。


以前にローズウォーターを紹介しましたが、既に『奥』の毛穴&お肌対策は

進化しています。


実はかれこれ2ヶ月近く前から、インドで普通に手に入る自然素材を混ぜる
だけの「インド式美容パック」を試していたのです。
これは洗顔・保湿・毛穴閉じを兼ねていて、か〜な〜り〜良いんです!!
旅先へも持って行くほど手放せなくなってしまいました。
もう市販の洗顔石けん・化粧水は一切使っていません!

そんなわけで今日はこのパックを紹介します。
名付けて「一石三鳥パック」!!(←ダサい名前だわ・・・。)


◯作り方

【基本の粉】

ベサン粉・・・3
チャンダンパウダー・・・1
ローズペタルパウダー・・・1
ニームパウダー・・・0.5

※粉類をフタ付き容器に入れてこの割合でよく混ぜ合わせる。
 多めに作って冷蔵庫で保存可能。
 手に入らなければベサン粉とチャンダンだけでも可。

ベサン粉:チャナ・ひよこ豆の粉で、一般的にパコラの衣など料理に
     使われる一方で、昔から美容石けんの変わりとしても
     使われています。
チャンダンP:サンダルウッド・白檀の木を削って作った粉。
       お肌を柔らかくしたり、美白などに効果あり。
       インドではこれだけでパックするほど、スキンケアの
       基本となっています。
       スーパーでやドラッグストアで売っているものは安いけど
       政府系のお土産屋さんなどで売っているピュアなものは
      インドでも高級品です。
ローズペタルP:バラの花びらから作った粉。
        すぐれた収れん作用があります。
ニームP:ニームの粉。殺菌・消毒作用が高い。

インドではベサン粉は食品スーパーで、その他はドラッグストアで
手に入ります。
海外だとインド系スーパーなら売っているはず。

※ベサン粉は虫がわきやすかったり、バクテリアが混入している
 可能性もあるので、お肌に炎症がある方は避けた方がいいかも。
 お肌が弱い方もパッチテストしてからにしてください。
 私は開封したら冷蔵庫で保管しています。



次にこの基本の粉を使っていろんなパックを作りましょう。


【さっぱりパック(1回分)】

基本の粉・・・大さじ1〜1.5程度
ローズウォーター・・・小さじ1程度

※これだけで毛穴の汚れがさっぱりツルツル。
 開いた毛穴も閉じます。
 日々、このパックだけでOK.。


【しっとり美白パック(1回分)】

基本の粉・・・大さじ1〜1.5程度
ハチミツ・・・小さじ1弱
ローズウォーター・・・少々

※毛穴はすっきり、お肌はしっとりプルプルになります。
 ハチミツに含まれるビタミンB1はメラニン色素に働いて
 美白効果もあるそうです。ハチミツだけでパックしてもよし。
 私は夜に結構な頻度でこのパックを使ってます。
 

【汚れ吸着パック(1回分)】

基本の粉・・・大さじ1〜1.5程度
ムルタニミッティ・・・小さじ1程度
ローズウォーター・・・小さじ1程度
オプションでハチミツも入れちゃえます。

※上ふたつのパックでも十分だけど、1日外出して排気ガスで黒く
 なったとかなんかすっごく汚れたなぁという時に。
 ムルタニミッティは泥からできていて、汚れ吸着、毛穴収れん、
 シワ予防に効果大なんだそうです。
 あのタージマハルの洗浄にも使われているとか。
 インドではドラッグストアなどで売っています。
 
 

【その他】

ローズウォーターやハチミツの変わりに、牛乳やヨーグルトを
日替わりで使ったり。お好みで。


◯使い方

材料をよく混ぜてペースト状にします。濃度はお好みで。
朝は洗顔せずのそのまま、夜はいつも通りお化粧を落として水分を
拭いた状態で、パックを顔・首筋に塗って約20分。
それからゴシゴシこすらず、軽くマッサージする感じでよく洗い
流して下さい。
パックを冷蔵庫に入れて冷やしておくと、お風呂上がりや夏場は
すっごく気持ちいいです。
顔を拭いた後はローズウォーターで保湿(特にパックが塗れない
目元とか)。


このパックの情報源は美容オタクのルームメイト。
彼女と彼女のお母さんはインドに昔から伝わる美容術に詳しくて、
いつもいろんなことを教えてもらっています。
いずれまた、私が試している他のインド式美容術も紹介しますね〜。


日本の友人のみなさまへ。
今度、帰国する時はこのパックをお土産に持って帰りま〜す!!

こんにちわ。

私、前からちょっと貧血気味です。
ヨガ中にもめまいがするので、ヨガの先生オススメの
貧血解消法を教えてもらいました。

①毎朝、ヨガのあとにハチミツ(スプーン2杯)を溶かしたお水を飲む。
②朝・晩に干しいちじくを1個ずつ食べる。
③週2回、コリアンダーチャツネを食べる。

これを40日間続ければ、パッタリと貧血は良くなるよ!!とのこと。
”40日間でパッタリ”というのはどんなもんだか、と思うのですが
とりあえずやってみることにしました。

ちなみにそれぞれの効能はこんなかんじ。

【ハチミツ】
高血圧、神経衰弱、貧血、細菌性の下痢、便秘、発疹のかゆみ、
立ちくらみ、視力回復などなど。

※とにかく栄養豊富なんだとか。


【干しいちじく】
とにかく便秘に効く、更年期障害の解消、消化促進、貧血、活力増進、
抗がん、美肌などなど。

※プルーンと同じようなものだろうけど、インドでプルーンは輸入品、
干しいちじくは国産があります。高いけど。


【コリアンダー】
活力増進、消化促進、食欲増進、血行をよくする、貧血、体内の毒素を排出、
炎症を抑え、関節痛、腰痛、喉の痛みを和らげる、薄毛解消などなど。

※ 薄毛にもいいのか!!たくさん食べねば。


始めて1週間ほどたちますが、今のところあまり変化はありません。

ハチミツと干しいちじくはいいとして、問題はコリアンダーチャツネ
(生のコリアンダーの葉をしょうがやにんにくなどと一緒に
ペーストにしたもの)。
チャツネだけだとあまり量が摂れない気がしたので、今日は思いっきり
インド風炊き込みご飯にいれてみました。激ウマッだった!!




グリーンチキンプーラオ。
ミント半分コリアンダー半分のペーストの他に、
チキン・チキンストック・ココナッツミルク・塩・にんにく・
しょうが・クローブ・ベイリーフ・バスマティライス使用。
右手前が干しいちじく、後ろがハチミツ。


こんなかんじで40日間、やってみます。
効果はいかほど!?


ところで、この3つの食材に共通した効能に”便秘解消”があるんだけど、
私、まったくもって非便秘症なんだよね〜。
これ以上スムーズになっちゃうと困っちゃうわ。


※ここからは後日記入
この健康法を始めてかれこれ4が月たちました。
効果はあると思います。
めまいも軽減されたし、始めて1ヶ月後の月に一度来る女性特有の
お客様の量が多かったから。というか多すぎてちょっと困った・・・。
なのでイチジクは最初の1ヶ月だけでやめて、コリアンダーは
思い出した時に食べています。
今はハチミツスプーン1杯だけを水・お茶・ヨーグルトに入れたり
してほぼ毎朝摂取中。
これで私にはちょうどいい感じです。


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