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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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チェンナイのラリトカラアカデミーで行われているジャパンアート
アカデミーに行って来た。

これは日本領事館などが主催となって2007年日印交流年記念行事の
一環として、江戸文化を紹介するべく日本から職人さんを呼んだ5日間の
エキシビジョン。

会場には、和凧・浮世絵版画・コマ・けん玉・つまみかんざし・和服・
着物の絵付け・和菓子コーナーが出ていて、それぞれ職人さんの仕事を
見ることができ、その様子はさながらデパートの催事場の雰囲気。
ただ違うのは、作品を購入するのではなく、お客さん自身が無料で
作品を作って持ち帰るようになっていること。



私的に気に入ったのはもちろん和菓子コーナー。
金沢の有名和菓子店がお店で売っている商品を持って来ており、羊羹や
蒸し菓子などが無料で食べ放題。しかも抹茶付き♪

インドのスウィーツも趣向を凝らして果物の形にしてあったりするので
和菓子と見た目の共通点はある。でも基本的に牛乳と砂糖で作られている
インドのスウィーツとは味がまったく違う。
ここでは木型を使って落雁の作成を実演していたのだが、残念ながら
落雁の味はインド人にあまり人気がなかったようだ。
そして一番人気だったと思われるのはフワフワしっとりの抹茶味の
蒸し菓子。

でもそれには実は卵が使われていた。
特に強調していなかったんだけど、ヴェジタリアンの多いチェンナイ的
にはちょっとまずいんじゃないかな?と心配になった。
まぁ本人が気づかなきゃ、何を食べてもいいらしいので誰にも教えな
かったけど・・・。

ちなみに一緒にいたインド人の友人は、こういう機会だから抹茶を飲んで
みようと思うけど、敢えて自分から飲みたいとは思わない、と言っていた。
確にミルクと砂糖をたっぷり入れるインド式とはまったく違う飲み物だもんね。



和服の着付け。
浴衣ではなくちゃんとした着物で、簡単な作法も教えていた。
会場には日本語を勉強しているというインド人もちらほら見かけ、
そういった学生から着付けは人気だったようだ。



展示用のつまみかんざし

このつまみかんざしや着物の絵付けの作品を見て、繊細でありながら
完璧に細工をほどこす日本の工芸技術はすごいなぁと改めて感じた。
素人が粗を見つけることの方が難しいくらいだ。

以前、国内外の骨董品や工芸品を扱っていた日本人が、「日本人が
作ったものが世界で一番精巧だ」と言っていたけど、ホントにそう思う。

手描きの和服とカラムカリのサリー、カラムカリの職人さんたちには
申し訳ないけど出来映えは比べられたものではないなぁ。

さてこの催し、職人さんたちとお客さんたちに共通する言語がないため、
両者なかなか思いが伝わらない場面も多々あったようだが、どのブースも
まんべんなくお客さんがいてなかなか盛況のようです。

24日まで開催しているので、チェンナイ在住の方はぜひ行ってみて下さい。
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