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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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カザから35kmほど離れた、山の上にあるダンカルという村に行きました。
目指すはゴンパです。

このゴンパまでの行き方は、タクシーを借りて村まで直接行くか、
バスもしくは乗り合いジープで山の麓まで行きそこから山を登るかの2択が
あります。
どうしても自分の足で山を登りたいというT氏の説得により、
私たちはバスで行く事にしました。

さらに山の登り方にも2択があります。
①正門から入り、つづら折りの車道に沿ってウネウネと8km歩く。
②山の裏側にあるショートカットの道を使う。

これは私の選択で迷わずショートカット。
麓からゴンパまでの高さは600m、道のりにして2kmです。
例えどんなに険しかろうと、短い距離の方が精神的に楽な気がして・・・。

ちょうど同じバスにショートカットを使って村に行くお兄さんがいたので
道案内をお願いしました。

気分はハイキングだったのですが、なんたってスタート地点で3200mを
越えています。
山登り機能のない私にはすぐに息が切れてしまうし、そもそも力が出ない
のです。自分でも情けなくなるくらいのスピードでしか歩けません。。
なので最初の1歩から否が応でも牛歩作戦。


幸いこの日の天気は曇り気味で、さほど暑くなかったことはありがたかったです。
そして景色がステキなので、景色を堪能するという名目のもと、しょっちゅう
岩に座って休憩することができました。
そんなことをしている間にも、道案内のお兄さんはグングンと登り続けて
アッという間に豆粒に、そして見えなくなってしまいました。
さすが地元の人は早いですね〜。
ちなみに簡単な1本道だったので迷う事はありませんでした。



山を半分くらい登った所から撮ったゴンパ。
どこにあるかって?
切り立った崖の上に建ってるんですよ・・・。


スタート地点にあった小さな集落。



1時間くらいかけてようやく半分くらい、といった所でしょうか。
集落の畑がだいぶ下の方に見えます。



でもここまでの道のり的は楽な方。
何気に私が座っています。
崖の上の白い建物がゴンパ。

ゴンドアナ大陸時代の貝殻の化石とか落ちてないか見てましたけど、
普通に落ちてるもんじゃないんですね。




あの崖をよじ登るのか!?とドキドキしていましたが、迂回するように
道が見えた時はホッとしました。
クリフハンガー的なこともできませんから。
でもこの小道は時々、靴幅くらいしかないほど狭いところがあって
落ちたら下まで転がっちゃうなぁと思うとちょっと怖かったです。
念のため、映画のようにうまいこと木の枝とかをつかむシュミレーションを
しながら歩いていました。木は1本も生えていませんでしたけどね。




ようやく村に到着。
この時点で相当疲れていて、一度座ったら立てなくなるくらいでした。
足取りも重くて、もはやゴンパに行かなくてもいい、とさえ思ったほど。







ゴンパまでの最後の道のりは急勾配。
結局、スタート地点から2時間かかって登り終えました。




景色が良かったから登れたようなものです。


ホントはこの村からさらに1時間ほど登った所にあるという湖にも行って
みたかったのですが、あまりの疲労っぷりに断念。
村唯一のレストランがある新ゴンパでビックリするほどの山盛りご飯を
たいらげ、帰ることにしました。
帰りはつづら折りの車道でのんびりと。
と言いつつ、またもショートカットをするために車道に対して直角に山を
下り、というか滑りおりました。
つづら折りの道が「ヘビの串刺し」のヘビだとしたら、串部分がショート
カットなイメージ。
そして15分に1回車が通るかどうか、というほどのどかなメインロードで
1時間ほど乗り合いジープを待ち、カザに帰りました。

エヴェレストとか登っちゃう人って、すごいんですね〜。


ヒマーチャル旅行記は次回が最後です。



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道が・・・!
道というより、線なんですけど…!
この斜めの道に私はきっと立てない。後ろ振り返っただけでムズムズします、きっと。
はす 2008/09/20(Sat)00:33:24 [??]
まさしく線!
そうそう、線みたいだった。小道以下。
ちょっと怖いけど、遠くを見たら雪山が見えて、下に村が見えて、、、って景色がステキなので意外にいけちゃうよ。
帰りの崖すべりの方がスリリングでした。
OKU 2008/09/20(Sat)13:58:10 [??]
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