『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)
2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドのド田舎生活開始。
2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。
今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。
2008年10月3日、インド完全脱出。
2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドのド田舎生活開始。
2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。
今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。
2008年10月3日、インド完全脱出。
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後半明かされるおじいさんが持っているスキの正体。
さて、会議のあるT氏をジャイプールに残し、1泊2日の日程で
バスで4時間ほど離れたプシュカルという街へ行く。
なぜジャイプールでの観光をそこそこに切り上げ、この小さな田舎街まで
行ったかというと、年に1回だけ行われるインド最大の家畜市、プシュカル
メラ(通称ラクダ祭り)が開かれていたからだ。
しかも4日間開催されるこのお祭りが一番盛り上がると言われている最終日、
満月の夜にタイミングよくぶつかったのだ。
このお祭りは、砂漠の多いラジャスタンで荷物を運ぶ際に大活躍している
ラクダを初めとして、牛・水牛・馬・ロバ・ヤギ・羊などの家畜を連れた
村人がラジャスタン中から集まり動物を売り買いをしたことに端を発して
いる。
今では以前より家畜の数こそ減ってはいるそうだが、最終日の夜明け前に
この街の中心にある聖なる池で水浴びをすることも村から出て来たヒン
ドゥー教徒たちの目的であるため(この日はインド各地の聖なる池で水浴び
が行われる)、遠くの村からはるばる来たような村人たちでごった返す。
聞くところによると、この小さな街にお祭りの期間中、20万人もの人が
来るのだとか。
国内外からもこの祭りを目指してきた観光客の姿も少なくない。
そしてそんな観光客に対しては、ラクダレースや村の女性対外国人男性の
綱引き、素焼きの水瓶を頭に乗せての徒競走、ラジャスタンダンスなど
数々の催しも行われていて、誰でも楽しめる大きなお祭りになっている。
街に着いて驚いた。
ジャイプールでは見かけなかったような、色とりどりの服やターバンを身につけた
村人で溢れかえっていたからだ。
ただでさえ、インドの女性たちは顔つきや肌の色からどんな色でも着こなせて
しまうため色とりどりの服を着ているのだけれど、ここにくると普通の街がくすんで
見えるほど、世の中に存在する全ての色が視界に入っているんじゃないか、という
ほどインパクトがあった。
男性は着ている服こそシンプルな色合いだが、逆に大きなターバンをポイントを置いて
カラフルな布を使っていて、9色の石を花柄にあしらったピアスを付けている人が目立った。
女性たちの衣装は一般的なインド女性が着るサリーやパンジャビースーツ
とは違い、個性的な色合いとデザイン。
ロングのフレアスカートに短めのブラウス、それに長くて薄いショールを
頭からかぶっている。
そしてそれに合わせたアクセサリーもまた独特のものだった。
オリッサではトライバル(原住民)の女性が付けるような太くてごつい
シルバーのバングルやアンクレット。
さらに大きなゴールドの鼻輪、二の腕部分まで来る白いバングル、シルバーの
ベルト、おデコ部分の生え際に付けるオーナメントなどなど、とにかく
ゴージャス!!
みな、決して裕福な生活をしているようには見えなかったが、このように
着飾ることが昔から続いている習慣なんだと思う。
特に年配の女性の装飾は気合いが入っていて、一人一人食い入るように
見入ってしまった。
原色のオンパレードに、一見ミスマッチな配色にゴテゴテ過ぎるアクセサリー
なのだが、おばあさんでもピシッと決まって見えるのが不思議。
都市部のインド人によく見かける、相撲取り級のおデブさんがいなくて
すらりと背が高く颯爽としているということも要因かもしれない。
目の色が茶色や緑色に近い人も混じっていることから、人種の違いもあるようだ。
大根を売っているおばあさん。
1本1ルピーで塩をつけてくれる、
ポリポリそのままかじるのだが結構辛かった。
ブラウスの刺繍がステキ!
サンタクロースを彷彿とさせるショールをかぶった
おばあさん。
身につけているものひとつひとつがゴージャス。
黒いスカートを穿いてる女性は、お葬式の時など
死体を扱うカーストなのだそう。
上の女性たちがしているバングル。
このゴツさがすっごくカッコいい!!
白いバングルはラジャスタン特有らしく、
これを二の腕部分につけている人もいる。
頭に布の塊をくくりつけて、ショールをかぶると
尖ったようにしている女性も多くいた。
ラジャスタンカラー(と言うのか?)のターバン。
耳飾りは一般的な女性がつけるような耳掛けタイプ。
ラクダ用品売り場にて。
ロープを取ろうとして間違えてターバン掴んじゃいそう。
村人たちの服装については、まだまだ写真があるので改めてまた
紹介したいと思います。キリがないからね。
ラクダ祭りというだけあってラクダ、いっぱいいた。
すっごく可愛かった。臭かったけど・・・。
もちろん乗りましたよ♪
お祭りには日用品を初めとして様々なものを売る屋台が
出ていて、村人たちもお買い物をしていたんだけど
このスキは名物なのか、多くの人が買っていた。
真っ白の木で、ジョイント部分は動物の皮で覆ってある。
素朴な作りなのに芸術品のように見えた。
ということで、
私も衝動買いで1本買っちゃった!
ジョイント部分はラクダの皮使用(臭い・・・)。
現在、我が家のリビングルームに置いてあります。
これを担いでお祭り会場を歩いていたら、すれ違う村人全員と
言っても過言でないくらい、とにっかくたくさんの人から
「それを買ってどうするんだ!?」と聞かれることに。
「キレイだから家に飾るんだよ」と答えると、みんなすごく喜んでくれて
「今からウチの村に遊びに来い!!」とのお誘いを何度も受けました。
私が持っているスキと自分のスカートを交換したいと言いだおばあさんも
いたり、オレに持たせて写真を撮ってくれと言ってくるおじいさん(一番
最初の写真)もいたり、おもしろかったです。
このスキを持っていたおかげで、ただでさえフレンドリーな村人が
より上機嫌で接してくれました。
このラクダ祭り、ラジャスタンの素朴な人々と触れ合うには絶好の機会でした。
ラジャスタンに行こうと思っている方がいたら、ぜひこのお祭りに合わせて
行ってみて下さい。時々、痴漢がいて不愉快な以外はすっごく楽しいですよ!!
次回はさらに砂漠に近いジョドプールという街へ向かいます。
ジャイプールでは見かけなかったような、色とりどりの服やターバンを身につけた
村人で溢れかえっていたからだ。
ただでさえ、インドの女性たちは顔つきや肌の色からどんな色でも着こなせて
しまうため色とりどりの服を着ているのだけれど、ここにくると普通の街がくすんで
見えるほど、世の中に存在する全ての色が視界に入っているんじゃないか、という
ほどインパクトがあった。
男性は着ている服こそシンプルな色合いだが、逆に大きなターバンをポイントを置いて
カラフルな布を使っていて、9色の石を花柄にあしらったピアスを付けている人が目立った。
女性たちの衣装は一般的なインド女性が着るサリーやパンジャビースーツ
とは違い、個性的な色合いとデザイン。
ロングのフレアスカートに短めのブラウス、それに長くて薄いショールを
頭からかぶっている。
そしてそれに合わせたアクセサリーもまた独特のものだった。
オリッサではトライバル(原住民)の女性が付けるような太くてごつい
シルバーのバングルやアンクレット。
さらに大きなゴールドの鼻輪、二の腕部分まで来る白いバングル、シルバーの
ベルト、おデコ部分の生え際に付けるオーナメントなどなど、とにかく
ゴージャス!!
みな、決して裕福な生活をしているようには見えなかったが、このように
着飾ることが昔から続いている習慣なんだと思う。
特に年配の女性の装飾は気合いが入っていて、一人一人食い入るように
見入ってしまった。
原色のオンパレードに、一見ミスマッチな配色にゴテゴテ過ぎるアクセサリー
なのだが、おばあさんでもピシッと決まって見えるのが不思議。
都市部のインド人によく見かける、相撲取り級のおデブさんがいなくて
すらりと背が高く颯爽としているということも要因かもしれない。
目の色が茶色や緑色に近い人も混じっていることから、人種の違いもあるようだ。
大根を売っているおばあさん。
1本1ルピーで塩をつけてくれる、
ポリポリそのままかじるのだが結構辛かった。
ブラウスの刺繍がステキ!
サンタクロースを彷彿とさせるショールをかぶった
おばあさん。
身につけているものひとつひとつがゴージャス。
黒いスカートを穿いてる女性は、お葬式の時など
死体を扱うカーストなのだそう。
上の女性たちがしているバングル。
このゴツさがすっごくカッコいい!!
白いバングルはラジャスタン特有らしく、
これを二の腕部分につけている人もいる。
頭に布の塊をくくりつけて、ショールをかぶると
尖ったようにしている女性も多くいた。
ラジャスタンカラー(と言うのか?)のターバン。
耳飾りは一般的な女性がつけるような耳掛けタイプ。
ラクダ用品売り場にて。
ロープを取ろうとして間違えてターバン掴んじゃいそう。
村人たちの服装については、まだまだ写真があるので改めてまた
紹介したいと思います。キリがないからね。
ラクダ祭りというだけあってラクダ、いっぱいいた。
すっごく可愛かった。臭かったけど・・・。
もちろん乗りましたよ♪
お祭りには日用品を初めとして様々なものを売る屋台が
出ていて、村人たちもお買い物をしていたんだけど
このスキは名物なのか、多くの人が買っていた。
真っ白の木で、ジョイント部分は動物の皮で覆ってある。
素朴な作りなのに芸術品のように見えた。
ということで、
私も衝動買いで1本買っちゃった!
ジョイント部分はラクダの皮使用(臭い・・・)。
現在、我が家のリビングルームに置いてあります。
これを担いでお祭り会場を歩いていたら、すれ違う村人全員と
言っても過言でないくらい、とにっかくたくさんの人から
「それを買ってどうするんだ!?」と聞かれることに。
「キレイだから家に飾るんだよ」と答えると、みんなすごく喜んでくれて
「今からウチの村に遊びに来い!!」とのお誘いを何度も受けました。
私が持っているスキと自分のスカートを交換したいと言いだおばあさんも
いたり、オレに持たせて写真を撮ってくれと言ってくるおじいさん(一番
最初の写真)もいたり、おもしろかったです。
このスキを持っていたおかげで、ただでさえフレンドリーな村人が
より上機嫌で接してくれました。
このラクダ祭り、ラジャスタンの素朴な人々と触れ合うには絶好の機会でした。
ラジャスタンに行こうと思っている方がいたら、ぜひこのお祭りに合わせて
行ってみて下さい。時々、痴漢がいて不愉快な以外はすっごく楽しいですよ!!
次回はさらに砂漠に近いジョドプールという街へ向かいます。
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