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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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ブッククロッシングというものをご存知でしょうか?
簡単に説明すると、読み終わって不要になった本をオンラインに登録しておくと、
検索で探してきた誰かに渡すことができ、その誰かも読み終わったら他の誰かに
渡していく、という本の有効利用を考えたシステムです。
オンラインなので自分の近くにどんな本があるのか、読みたい本があるか等が
検索できて便利です。
本はどこかに放置して、それを偶然手にした人が読む、とかってこともアリみた
いです。
そして、本を手にした本人がブッククロッシングのHPに書き込むので、自分が
出発点の本が今どこにあるのか追跡することができます。例えば日本で誰かに
渡した本が数ヶ月後地球の裏側のブラジルにある、とかってこともあるわけです。

って、私も新参者ですので、詳細はブッククロッシング日本語HP
ご覧ください(ハハハ、手抜き)。

これに似たことは昔から長期旅行者などの間で行われていました。
読み終わった本を他の旅人と交換したり、ゲストハウスやカフェなど旅人の
たまり場で不要な本を置いていく変わりに誰かの本を持っていくのです。

それをオンライン化したのがこのブッククロッシング。
世界各国に会員がいます。


ということで、かねがねインドにも日本語の古本屋さんがあればいいのになぁと
思っていた私ですので、さっそく自分の不要な日本語の本20冊をリリースして
みました(リリースされた本は、誰でも入手することができる状態にあるという
こと)。
本の登録からリリースまでの道のりが若干メンドウではありましたけど、どうせ
引っ越しの時に捨ててしまうより、誰かが読んでくれるかもしれないという可能
性があったほうがいいですからね。


インドの会員数は本日現在で5882人と日本の1492人と約4倍もいるの
ですが、なぜかリリース中の本が異常に少ない状態です(今日の午後でたったの
5冊のみ・・・、リリースされたらすぐに貸し出されるのか?それとも盛り上
がってないだけか?)。
そのため、現在インドでリリースされている本でダントツに多いのは日本語と
いう状況になっております。
自分で買った物だけでなく、遊びにきた友人が置いていったものなどもあり
バラエティ豊かにそろっていますよ。
今後は日本語だけでなく英語の本(主にインド人作家)もリリース予定です。

リリース中の本一覧はこちらをご覧ください。

もし奥細をご覧の皆さんでチェンナイ在住の方もしくは近々チェンナイに来ら
れる方で本に興味がおありでしたら、お気軽にメールをくださいね〜。



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私が既婚だと言うといつもインド人に驚かれる(実年齢よりかなり若く
見られているみたい、ムフフ〜)。
そして、「じゃぁ、どうして結婚のサインがないの?」と聞かれることに
なる。

ヒンドゥー教の女性は結婚したら、おでこの生え際に赤い粉クムクム、両足の
人差し指にリング、バングル、鼻ピアス、そしてゴールドや黒いビーズの
ネックレス(マンガルスートラ/ターリ)などを付けることになる。
しかも、人前に出る時には絶対付けてなければならない、とか、外す時は
旦那さんが亡くなったとき、とか、それぞれにルールがあるらしい。
(もちろん、こんな習慣メンド臭いワ、とまったく付けていない進歩的な
考えのヒンドゥー女性も少数ながらいる。)

この結婚の証の中に指輪は入っていないため、日本人が結婚の証として(任意で)
身につけている左手薬指の指輪は、こちらではただのファッションとしか
見られない。
薬指の指輪が日本では結婚の証なんだよ、と、説明するのだが、私はヨガの
時など家に置いて行くので、気軽に取り外していることにもビックリされる。
旦那さんを大切にしてない鬼嫁、みたいな感じがするのか笑う人も多い。


で、なぜこの話題を今日書いたかというと。
私は今までこれらの結婚の証はヒンドゥー教徒だけのものだと思っていたのだが、
実はマンガルスートラだけは一部のクリスチャンやムスリムも付けるということを
最近になって知ったからだ。
ムスリムの友人に見せてもらうまで、まったく気がつかなかった。

クリスチャンはペンダントヘッドに十字架とか付けているのでまぁいいとして、
イスラム教徒は教義として結婚の証を始め、何かのシンボルになるものは身に
つけてはいけないはずなのに、南インド特有(タミルだけかな?)のイスラム
ルールがあったようだ(参考) 。

調べてみたらヒンドゥーのマンガルスートラ文化は南インド発祥でインド全土に
広がったという経緯がある。恐らくイスラム教の伝来よりも前にこの文化は
あったのだろうから、南では昔ながらの習慣として受け入れられているのかも
しれない。

これから黒いチャドルを着たムスリム女性の首元をジロジロ見てしまいそうだ。



チェーンの部分は黒いビーズ・ゴールドチェーンのほか、コットンの紐もある。
ペンダントヘッドのデザインは人ぞれぞれ違う。
ムスリム女性は一般的に黒いビーズを選ぶことが多いらしいが、私の友人は
ゴールドのチェーンだった。
ちなみにかなりの確率でマンガルスートラに安全ピンを数本付けている。
別に特別な意味があるわけでなく、サリーを止めたり何かと便利だから。
オバチャンの腕に輪ゴムみたいな感覚?
すごーーーく久しぶりにケンッタッキーフライドチキンの店内で食事をした。
で、フライドチキンを右手の指だけで食べるインド人を見た。


ここ最近は日常生活でカルチャーショックを受けることは少なくなったし、
手でご飯を食べるということに関しても私自身、すっかり慣れてしまった。
指が汚れることに対する嫌悪感はとうにクリアし、指がお米だらけになろうが、
カレーが爪の間に入ろうが、お構いなし(食後はキレイに洗いますよ)。
難易度の高い骨付き肉もブツ切り魚も汁っぽいものもなんでもござれ、だ。
カレーや主食の種類によっては手で食べた方が楽だと思っているくらいである。
(私は素手で物を食べるときは基本的に左手を使うのだが、外ではインドの
マナーに則って右手で食べている。)


フライドチキンを手で食べることは、来印4日後の日記にも書いてあるのだが
(2005年10月15日(土))、これはどうしても馴染めない。

カレーやタンドーリの骨付きチキンを指でちぎることはなんとも思わないのに、
指を油でギトギトにしながら肉と衣がバラバラになってでも指で、というか爪で
フライドチキンを少しずつつまみ取っている姿は決してキレイではないし、
それに見ていてどうにもこうにももどかしくなってしまう。

フライドチキンはガブッと豪快に食いちぎった方が絶対に美味しい!!
と、思わず教えてあげたくなってしまう。


ちなみに見た感じ、フライドチキンを律儀に指で食べているのは特に年配
女性に多い気がする。
骨付き肉はガブッといくより指で食べた方がインド的には"上品"なんでしょうね。

あ、ハンバーガーとかその他サモサなんかは皆さんガブリと食べてますよ。



オリッサ時代に行った婚約会のお食事風景。
高級レストラン以外は、家庭はもちろん外食でも手で食べることが一般的。
でも西洋志向(?)の強い人とか家庭でもスプーンで食べている人もいます。
そういえば、うちのルームメイトは半々だな。
日曜日の電車でチェンナイに帰る予定でしたが、
私だけまだオリッサにいます。

まだ○○待ちなんです。
今週の火曜日か水曜日にはやってくるハズなのです!

だから○○ってなんだよって!?
詳細はしばしお待ちください。


そうそう、昨日はオリッサにあるアジア最大の汽水湖チリカで
フラミンゴの大群を見てきましたよ~。
ピンクの足がかわいかったです♪

チェンナイに帰ったら、○○も含めいろいろとオリッサの魅力を
お伝えしますね~。ふふふ。
明日から月曜日までなんとインドの故郷バランプールに行ってきます。
約13ヶ月ぶりです。
まぁ、なーーーんにも変わってはいないでしょうが、それでもちょっとワクワクです。
バランプールでは友人に会ったり、懐かしスポットを巡ったり、オリッサのマンゴーを
食べたり、そして今回の訪バラの第一目的である○○を見たりしてきます!!

○○が何かは、帰ってきてからのお楽しみ~♪



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