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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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私が既婚だと言うといつもインド人に驚かれる(実年齢よりかなり若く
見られているみたい、ムフフ〜)。
そして、「じゃぁ、どうして結婚のサインがないの?」と聞かれることに
なる。

ヒンドゥー教の女性は結婚したら、おでこの生え際に赤い粉クムクム、両足の
人差し指にリング、バングル、鼻ピアス、そしてゴールドや黒いビーズの
ネックレス(マンガルスートラ/ターリ)などを付けることになる。
しかも、人前に出る時には絶対付けてなければならない、とか、外す時は
旦那さんが亡くなったとき、とか、それぞれにルールがあるらしい。
(もちろん、こんな習慣メンド臭いワ、とまったく付けていない進歩的な
考えのヒンドゥー女性も少数ながらいる。)

この結婚の証の中に指輪は入っていないため、日本人が結婚の証として(任意で)
身につけている左手薬指の指輪は、こちらではただのファッションとしか
見られない。
薬指の指輪が日本では結婚の証なんだよ、と、説明するのだが、私はヨガの
時など家に置いて行くので、気軽に取り外していることにもビックリされる。
旦那さんを大切にしてない鬼嫁、みたいな感じがするのか笑う人も多い。


で、なぜこの話題を今日書いたかというと。
私は今までこれらの結婚の証はヒンドゥー教徒だけのものだと思っていたのだが、
実はマンガルスートラだけは一部のクリスチャンやムスリムも付けるということを
最近になって知ったからだ。
ムスリムの友人に見せてもらうまで、まったく気がつかなかった。

クリスチャンはペンダントヘッドに十字架とか付けているのでまぁいいとして、
イスラム教徒は教義として結婚の証を始め、何かのシンボルになるものは身に
つけてはいけないはずなのに、南インド特有(タミルだけかな?)のイスラム
ルールがあったようだ(参考) 。

調べてみたらヒンドゥーのマンガルスートラ文化は南インド発祥でインド全土に
広がったという経緯がある。恐らくイスラム教の伝来よりも前にこの文化は
あったのだろうから、南では昔ながらの習慣として受け入れられているのかも
しれない。

これから黒いチャドルを着たムスリム女性の首元をジロジロ見てしまいそうだ。



チェーンの部分は黒いビーズ・ゴールドチェーンのほか、コットンの紐もある。
ペンダントヘッドのデザインは人ぞれぞれ違う。
ムスリム女性は一般的に黒いビーズを選ぶことが多いらしいが、私の友人は
ゴールドのチェーンだった。
ちなみにかなりの確率でマンガルスートラに安全ピンを数本付けている。
別に特別な意味があるわけでなく、サリーを止めたり何かと便利だから。
オバチャンの腕に輪ゴムみたいな感覚?
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