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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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さてさて、引っ越し荷物を送るため2回に分けて郵便局へ行ってきました。

インドの郵便局で小包を送る流れは、

①小包を郵便局に持って行く。
 (支局で送れるのは2kgまでだか5kgまでだかの小さな荷物のみ。
  中央郵便局では最大20kg/箱が制限です。
  ウチの目の前が郵便局だったのに、わざわざ中央まで・・・。
  小型か大型の段ボール箱は郵便局でも売っています。)
②荷物を白い布で覆って縫ってもらう。
 (自分で縫ってもいいらしい。支局の場合はパッキング設備がないので
  中央郵便局に持って行った方が無難かも。)
③布の上に直接、宛先・送り先を記入。
 Air Mail、Sal Mail、 Sea Mail、Book Post等の送る方法も。
 わら半紙の用紙にも情報を記入。
③小包窓口に持って行き、計量&お支払い。

②が??という感じですが、さほど複雑なことはないように思えますよね?
でも私たちは郵便局で1回目は4時間、2回目は2時間半かかりました。
もうね〜、郵便局はインドの縮図。ホンットに非効率的です。


まず②。
ここで大半の時間が費やされます。



客の多さのわりにラッピング職人の人員が少なく、あれやこれやと仕事がある
彼らはしょっちゅうラッピング作業中断を余儀なくされます。

例えば、こちらの人は郵便局で段ボールをもらってその場で梱包することも
多いんです。
自分で詰める人もいますが、ラッピング職人に詰めさせている人もいて(職人は
チップがもらえるので率先してやっているのかも)、これに時間が取られます。
(余談ですが、皆の梱包を見ていると文字通り”詰める”って感じで、ボンボン
ぶち込んで服なんか、シワを気にせず丸めて押し込んじゃうの。
私はパッキングが趣味なので、代わりにやらせてくれと言いたくなるくらい、
見ていてイライラしちゃう。)

私はアメリカ向けの荷物の中に10kg前後の箱が2つあったのですが、
職人がそれをひとつにまとめるため、勝手に中を開けて郵便局の大箱に
ぶち込み始めてしまいました。
せっかくキレイに梱包してあるってのに〜!!
しかもひとつにまとめて計量すると22kg。
制限の20kgを越えてしまった2kg分は、我が物顔で「持って帰れ」と。
仕方ないので、3つ目の箱と無理ヤリ合体させて送ることになりました。
そして私が使っていた日本のリンゴ箱はその後、他のお客さんの梱包に
使われていました。

さて、白い布で覆うのは、恐らく住所を直接書くためにわかりやすいように
統一しているんだと思うんです。だったら郵便局で売っている段ボールを
真っ白にしとけばいいものを、普通に茶色。
やっぱり白い布で覆わねばならず、これだけでも二度手間ですよね〜。
(一応、郵便局の布は防水らしいので、役には立っていると思うけど)


さて、極太針に長い糸をつけて縫っている職人付近で2、3度刺されながらも
ラッピングが終ると、今度は③。
布に直接マジックペンで住所を書くのはいい方法だと思います。
日本のようになかなか剥がれないシール状の用紙なんてありませんから。
問題は、わら半紙の方。(“わら半紙”なんて小学校以来見たことないですよね、
インドでは役所系の手続き用紙に未だ大活躍してます)。
ここにも送り主・送り先を書くだけでなく、総額やらどこで買ったものかとか、
恐らく税関用と思われる情報を書き、白い布の上にノリでべったりと貼るのですが、
わら半紙だけに強度なし。
貼ったそばから④でカウンターに持って行くので角とかにぶつかってベリっと
切れちゃったりしちゃうんです。でもそれはおかまいなし。
つーか、わら半紙を貼る意味ねーじゃん、なワケです。


そして④。
荷物を送る方法は高い順に、Air Mail→SAL Mail→Sea Mial→本や書類など
紙類だけに限った船便Book Post。ここらは日本とさして変わらない作業。
Book Postだけは1つの制限重量が2kgまでなのと、中身が見えるように
布を縫うので郵便局で梱包した方がいいです。


Book Postの梱包はこんな風になります。
ちょうど私たちが行った日の数日前にBook Postのシステムが代わったばかりで
窓口の人が新しい方法に不明瞭でやりたがらず(インドではありがち)、いろいろ
すったもんだの末、結局SALにしてしまいました。
計20kgをSALで送って3000ルピーくらい。
約3週間で着くって言うし、まぁ悪くないかと。船便だと3ヶ月かかるとか。


私たちは日本へもアメリカへも全てSALで。
大事なものしか送らないので長い時間がかかる船便は避けました。
中身がカビてた、って話しも聞いたし。
そして、支払いで②のパッキング代がそこそこ高いことにビックリします。


小包を送る人はひっきりなしにやってきます。
送り先を見ていると、ほとんどが海外に住むインド人向け(そして皆SAL利用)。
アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ドバイ、
日本、、、とインド人もいろんな国に行ってるんですね〜。


ところで私が日本とアメリカに送る荷物全てにSAL Mailと書いていたら、隣にいた
オーストラリア人のおじさんが、「S、A、L。エス、エー、エル。エス、エー、
エル?」と何度も何度も指を指しながら聞いてきました。
その度に「イエス、サル。」と答えていたのに、何でだろうと思って聞いてみると、
どうやら私が「SEA Mail(船便)」と書きたいのに、スペルを間違えてSALと書いて
いるんだと思ったそうです。そのおじさんはSALの存在を知らなかったそうな。
いくらなんでもSEAくらい書けるよ・・・、と言っておきました。


まぁ、とりあえずこれで引っ越し作業も一段落着きました。
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URL
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えらいよ、
ホントにホントにお疲れ様…!
私なら梱包開けられてもって帰れされた時点で切れそうよ…。
なんか久々にリアルにチェンナイに触れた気がします。あー、イライラする(笑)。
荷物出して空っぽになっちゃった部屋、ぜひ写真撮っておいてー。
あとアパートの玄関とか、家の周りとか。もう撮ったかな?
特にきれいな風景じゃないんだけど、後で見ると懐かしいんだよね。
はす 2008/09/29(Mon)22:33:17 [??]
そっか~
写真ね~。
ちょうど予備日としてとっておいた最終日前日の予定が空いたから、チェンナイ撮影会をすることにしました。
今は基本、外食なので食べたもの全部撮ってるよ。今日はキュンボックゴンでした♪

OKU 2008/09/30(Tue)03:31:04 [??]
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