オリッサの旅−チリカ湖

バランプールから車で２時間ほどのところにある、アジア最大の汽水湖
チリカ湖に寄ってきました。
汽水湖とは淡水と海水が混ざっている湖のことで、チリカ湖の形状は
北海道のサロマ湖のようになっています。
ブバネシュワルとバランプールの中間地点くらいに位置しているのですが
電車で通ると「ここは海か！？」と思うほどに広くて、地図で見る限り
端から端までが６０kmはありそうです。

で、ここはクチバシのない丸顔イルカがいることや渡り鳥が飛来することで
知られています。
今回はここで働く友人のおかげで、一般の旅行者には入ることができない
政府の野鳥保護区内でフラミンゴを見ることができました。



州政府のボートで陸側の岸から海側に向かっていく。
水の色が緑色に見えるのは、

どこまで行っても水深が浅くて、海藻が生い茂っているため。



１時間ほど進んで行くと見えました、フラミンゴ！！
写真ではほとんど判別できませんが、間違いなく脚がピンクのフラミンゴです。
（近づくと逃げてしまうのでちょっと離れたところから観察しました）
「グェグェ」と鳴いていましたよ。

ちなみにタミルナドゥ州のRaneswaramという所にもフラミンゴの保護区が
あって、今年はまだ飛び立っていない、とい記事が先々週あたりの新聞に
載っていました。
本来はオリッサでもタミルでも冬が終わる頃には他の国へ移動してしまう
のです。今年は異常気象の影響なのかな？？



他の渡り鳥もたくさんいました。名前忘れたけど・・・。
ペリカンもいました。

こういう昔からの自然の営みが残る場所が今後もずーーーーっと残っていると
いいんですけどね。



チリカ名物のカニ！これはデカイ。
ここは水質がキレイでエビやカニなどとっても美味しいのです。
チェンナイの海産物なんて下水臭くて食べれたもんじゃない・・・。



近くの漁村で建築途中のお寺。
まだ小さな子供なのに、レンガなんて乗せちゃってたくましいですね〜。




さて、次回はいよいよ今回の旅のメインイベント◯◯の目撃についてです！！
お楽しみに〜。