『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)
2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドのド田舎生活開始。
2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。
今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。
2008年10月3日、インド完全脱出。
2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドのド田舎生活開始。
2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。
今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。
2008年10月3日、インド完全脱出。
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ルームメイトが今夜からフィリピンのマニラへ出張にでかける。
彼女はT堂氏と同じオフィスで働いているけれど、親会社である
ICICI銀行からの出向者だけで作られた部所のリーダーで、基本的に
仕事内容がT堂氏を含む他の従業員達とは違う。
そしてその部所は、半年に1回くらいの割合で世界各地で開催される
カンファレンスに出席できる(もちろん社費で)、社内でも「なぜ
あそこだけ!?」的羨望の目で見られているオイシイところ。
で、ルームメイトは海外出張の時は数日の有給休暇を組み合わせて
観光をしていて、出張の目的はほぼ“遊び”。
こんな感じで過去にシンガポール・南アフリカ・ロンドン・トルコ
などに行っている。
なんとうらやましい仕事!!
ということで、マニラ土産にほしいものを見つけといて、と
言われたんだけどフィリピン土産って何があるのかしら?
ネットで探してみるか♪
彼女はT堂氏と同じオフィスで働いているけれど、親会社である
ICICI銀行からの出向者だけで作られた部所のリーダーで、基本的に
仕事内容がT堂氏を含む他の従業員達とは違う。
そしてその部所は、半年に1回くらいの割合で世界各地で開催される
カンファレンスに出席できる(もちろん社費で)、社内でも「なぜ
あそこだけ!?」的羨望の目で見られているオイシイところ。
で、ルームメイトは海外出張の時は数日の有給休暇を組み合わせて
観光をしていて、出張の目的はほぼ“遊び”。
こんな感じで過去にシンガポール・南アフリカ・ロンドン・トルコ
などに行っている。
なんとうらやましい仕事!!
ということで、マニラ土産にほしいものを見つけといて、と
言われたんだけどフィリピン土産って何があるのかしら?
ネットで探してみるか♪
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遅ればせながら日本のテレビドラマ「華麗なる一族」を見始めました。
世の中ホントに便利なもので、海外にいても日本のドラマが
見れちゃうんです、インターネットさえあれば、タダで。
すみません、違法です・・・。
でも不便なインドで生活している者へのささやかなご褒美として
許して下さい。
それにしても山崎豊子原作のドラマはいつも気合いが入ってますなぁ。
世の中ホントに便利なもので、海外にいても日本のドラマが
見れちゃうんです、インターネットさえあれば、タダで。
すみません、違法です・・・。
でも不便なインドで生活している者へのささやかなご褒美として
許して下さい。
それにしても山崎豊子原作のドラマはいつも気合いが入ってますなぁ。
昨日からオリッサ州がインド国内に誇る聖地プリーにて、
ラタヤトラ(Ratha Yatra)という9日間のお祭りが始まりました。
上の写真をよーく見てみて下さい。
赤い屋根のついた舞台3つの下に群がっているのは、
全て人間、ウン十万人にも及ぶインド人です。
これはオリッサ州で絶大なる人気を誇る神様ジャガンナートと
その兄のバラバッドラ、姉のスーバッドラとともに年に1度、
普段の住まい(と言うのか?)であるジャガンナート寺院から出て、
3km離れたところにあ伯母さんに当たる神様のいるお寺にちょっと
遊びにいく、というお祭りです。
上の写真で舞台に見えるものは神様を運ぶ御みこしで、およそ
14メートルの高さがあり、全て木製、そしてオリッサ名物アップリケで
装飾されています。
重さがどれくらいあるのかちょっとわかりませんが、“数千人によって
引っ張られる”ということなので相当な重量があると思われます。
日本のだんじりとかねぶた祭りなどとはスケールが違います。
(スピード感は日本の方がありますが・・・。)
さらに、この移動中の御みこしのロープを触るとご利益があるという
ことでインド中から人がウン十万人という人たちが集まります。
昔は、わざと御みこしの車輪に引かれて死を遂げるという熱狂的な
信者が後を絶たなかったというから、その盛り上がり方は尋常では
ありませんね。
とは言っても、お祭りが盛り上がるのは初日と最終日の移動の時のみ。
それ以外の日は、おジャガ様たちは遊びに行ったお寺でご静養している
のでおジャガ様には会えません。
これがオリッサのアイドル的存在なおジャガ様(黒)。
白いのがバラバッドラ、黄色がスーバッドラ。
ダルマみたいだけど、れっきとした神様です。
もともとオリッサの土着神だったおジャガ様は、
今ではクリシュナの化身としてヒンドゥー教の中に
取り込まれています。
ジャガンナート寺院自体はヒンドゥー教徒のみしか入ることができず
もし非ヒンドゥー教徒が境内に侵入しようものなら寺院全体を洗浄
しなければならないというほど厳しく制限されているのですが、
この日ばかりは他宗教の人でもご本尊を見ることやその御みこしに
触れることができるチャンスでもあります。
(でもこんな群衆の中に若い外国人女性がいると大変なことに
なるそうです。辺り一帯が痴漢と化す、みたいな。インド人ですら
若い女性は行きたがりません。)
ヒンドゥー教徒以外は立ち入り禁止のジャガンナート寺院。
昨日はここチェンナイでも国営放送でお祭りの様子を半日以上
生中継していました。
ちょうどオリッサ出身のルームメイトのお母さんがウチに遊びに
来ていて一緒にテレビを見ていたのですが、お母さんはおジャガ様が
現れると軽くお祈りをしたあと、携帯電話のカメラをかまえ、その姿を
写そうと大奮闘してました。
ホントにアイドルのような存在なんですね〜。
お母さんはお祭り最終日に合わせてオリッサに帰り、御みこしに
触れに行くそうな。毎年かかさない行事なんだそうです。
私はテレビ越しとは言え、初めて実際にジャガンナート寺院に
祀られているおジャガ様を見たんだけど、やっぱりダルマみたいで
神様っぽくないな、、、と思っていました。
そういえば、、、。
このブログのタイトル部分に使っている写真(牛がゴロンとしている)は
このジャガンナート寺院に続く道です。
ここを訪れたことがある人は気づくと思いますが、このお寺の前の道だけは
お祭り用に幅が広く真っ平らに整備されています(他オリッサ比)。
でも普段は車やら牛やら人やら物乞いやらで溢れているという、よくある
「インドの風景」が広がっています。
日本人友の家に遊びに行った。
彼女のルームメイトのチリ人は、私のカラムカリのクラスメイトでもある。
我が家からみるとチェンナイの反対っかわの海岸沿いに、草花の生い茂った
広い庭の中にある、静かな、小さな、一軒家に住んでいるふたり。
まるで海の家のような家。
玄関先の壁が赤くて、そこにピンクのテーブルがあって、野の花が
ガラスのコップに活けてあって、大きなカラムカリが壁に飾ってあって、
ヒンドゥー教の祭壇まであって、お香の香りが立ちこめていて、
なんだかドレッドのヒッピーが中から出てきそうな雰囲気でもある。
チェンナイにいることを忘れるような異空間。
でもチェンナイの、インドの中にあるからこそ作れる異空間。
不思議な空間を持つ家って、あこがれる。
玄関先のポーチで映画を見る。
白い布のスクリーンと、パソコンにつないだプロジェクター。
チリから遠路はるばるプロジェクターをかついでやって来るという
気合いがすごい。タミルの村々をまわって、上映会を開いてたそうだ。
それにしても、、、、
あと1週間で帰ってしまうチリ人、もっと仲良くなりたかったな〜。
チリ人妻アニータのこと結局聞けず仕舞いにおわるだろうな〜。
ってゆーか、そんなこと聞けないよな〜。
そんなことは抜きにしても、もっと仲良くなりたかったな〜。
※Eさん、これ読んでたら、
ヒッピーだなんていってごめんなさい、
ってゆーか、勝手にブログに書いてすんません。
また遊びに行きまーす:)
今週月曜日から木曜日までチェンナイで日本映画祭りが開催されていました。
上映作品は日替わりで4本。
私は3本観に行ったんだけど、意外なことに日本人の観客はごくごく少数で
ほとんどがインド人。しかもおじさんばっかりで異様な感じでした。
なんで観客がインドおじさんばかりなのかなぁと思っていたら、今回
上映をしたSouth Film Chamber Theaterというところは、世界各国の
アートムービー(いわゆるハリウッド的な大作ではないもの)専門の
会員制映画館で、今回の観客もその多くが会員の超映画好きだったよう
です(今回は日本領事館がスポンサーになったらしく一般人でも無料で
見れた)。
いや〜、どうりで観客の雰囲気が普通とは違うと思った。
だって、いつもは映画中に携帯の着信が大音量でピーヒャラピーヒャラ
鳴っても平気でそのまま話しだしちゃうのに、今回は誰かの携帯電話が
ひとたび鳴るとあちこちから「シー!」「シー!」と周りの人が注意!!
おしゃべり・かけ声・ヤジ・一緒にダンスが当たり前のインド映画に
対して、今回は基本的にみんなシーーーーンとしていました。
さらには、普段は映画がクライマックスになったかならないかくらいから
席を立つ人が出てくるほどみんな早く帰りたがるのに、今回はなんと
エンドロールをちゃんと最後まで見る人までいました。
な〜んだ、インド人もちゃんとマナーが守れるんじゃん。
そういえば、ハンドルを握った途端に「道路はオレのもの」的に
ムチャクチャな運転をするインド人も、日本ではちゃんと交通ルールを
遵守して運転できると聞いたことがあるので、基本的にやればできる
ようです。
ということで以下は映画の感想、という会場の雰囲気の感想。
「父と暮らせば」
初日とあって立ち見が出るほど満員御礼。だた、映画の内容が重いからか
中盤当たりから帰る人が目立ってきて、最終的に半分くらいのお客さんしか
残らなかった。
原田芳雄が迫真の演技で原爆の描写をした時は、その悲惨さにあちこちから
ため息が。
「隠し剣鬼の爪」
席は半分くらいしか埋まっていなかったものの帰る人はいなかった。
ハラキリシーンなどでは「チッチッチッ」と舌打ちする人続出。
でも最後はハッピーエンドなので会場はほのぼのとした雰囲気に。
「美しい夏キリシマ」
観なかった。
「ロボコン」
ロボットの話だからか、小学生くらいの男の子を連れた観客が多かった。
でもストーリー的には子供向けではないため、飽きていたんじゃない
かしら?号泣している子供がいた。
笑えるシーンやロボットの動きに感動するシーンが多くて、私が観た
3本中ではこれが一番ウケが良かったよう。
ちなみに私はこれで初めて話題の「長澤まさみ」を見ました。
また映画祭があったら行ってきま〜す。
上映作品は日替わりで4本。
私は3本観に行ったんだけど、意外なことに日本人の観客はごくごく少数で
ほとんどがインド人。しかもおじさんばっかりで異様な感じでした。
なんで観客がインドおじさんばかりなのかなぁと思っていたら、今回
上映をしたSouth Film Chamber Theaterというところは、世界各国の
アートムービー(いわゆるハリウッド的な大作ではないもの)専門の
会員制映画館で、今回の観客もその多くが会員の超映画好きだったよう
です(今回は日本領事館がスポンサーになったらしく一般人でも無料で
見れた)。
いや〜、どうりで観客の雰囲気が普通とは違うと思った。
だって、いつもは映画中に携帯の着信が大音量でピーヒャラピーヒャラ
鳴っても平気でそのまま話しだしちゃうのに、今回は誰かの携帯電話が
ひとたび鳴るとあちこちから「シー!」「シー!」と周りの人が注意!!
おしゃべり・かけ声・ヤジ・一緒にダンスが当たり前のインド映画に
対して、今回は基本的にみんなシーーーーンとしていました。
さらには、普段は映画がクライマックスになったかならないかくらいから
席を立つ人が出てくるほどみんな早く帰りたがるのに、今回はなんと
エンドロールをちゃんと最後まで見る人までいました。
な〜んだ、インド人もちゃんとマナーが守れるんじゃん。
そういえば、ハンドルを握った途端に「道路はオレのもの」的に
ムチャクチャな運転をするインド人も、日本ではちゃんと交通ルールを
遵守して運転できると聞いたことがあるので、基本的にやればできる
ようです。
ということで以下は映画の感想、という会場の雰囲気の感想。
「父と暮らせば」
初日とあって立ち見が出るほど満員御礼。だた、映画の内容が重いからか
中盤当たりから帰る人が目立ってきて、最終的に半分くらいのお客さんしか
残らなかった。
原田芳雄が迫真の演技で原爆の描写をした時は、その悲惨さにあちこちから
ため息が。
「隠し剣鬼の爪」
席は半分くらいしか埋まっていなかったものの帰る人はいなかった。
ハラキリシーンなどでは「チッチッチッ」と舌打ちする人続出。
でも最後はハッピーエンドなので会場はほのぼのとした雰囲気に。
「美しい夏キリシマ」
観なかった。
「ロボコン」
ロボットの話だからか、小学生くらいの男の子を連れた観客が多かった。
でもストーリー的には子供向けではないため、飽きていたんじゃない
かしら?号泣している子供がいた。
笑えるシーンやロボットの動きに感動するシーンが多くて、私が観た
3本中ではこれが一番ウケが良かったよう。
ちなみに私はこれで初めて話題の「長澤まさみ」を見ました。
また映画祭があったら行ってきま〜す。