忍者ブログ
『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
[03/04 奥]
[03/03 Miki]
[02/26 奥]
[02/18 Miki]
[12/01 あ]
ブログ内検索
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


※クリックしてフルスクリーンで見てください。
地平線に見える光は全部花火!
私が肉眼で見た通りに写らないのがもどかしい。



今日はディワリ2日目です。
朝昼は爆竹・爆弾少々、夜は花火で盛り上がっています。

1発1発が見ごたえある日本の花火大会もスゴイけど、チェンナイのは
違う意味でスゴイんです。
花火のレベル的には日本の家庭用と本格的打ち上げ花火を足して2で
割った程度のものですが(それを個人が住宅街でやってしまうのが驚きです、
子供が着火しているのを見ると日本との躾けの違いにア然としてしまう)、
こちらは数がハンパないのです。


夕方6時過ぎに各家庭が道路や屋上で花火を始め、8時過ぎに最高潮を迎えます。
それに合わせてチェンナイ市内が一望できる我が家の屋上(10階)に出たら、
なんと360度見渡す限り花火花火花火でした。
一度にあちらこちらで何万発もの花火が打ち上がるのってかなり幻想的ですよ!!!

「世の中にこういう光景ってあるんだ~」って、ちょっと感動してしまいました。





我が家も夕方に油を入れたランプに火を点して、玄関先とベランダに
飾りました。
写真は気合が入っていたウチのお隣さんの玄関先。
花びらと米粉と色粉で模様を描いてあります。


そうそう、夜明けまで花火・爆竹の音が響き渡る、と聞いていましたが、
結局10時くらいまでには静かになるので気苦労で終わったようです。
PR


チェンナイはただいま7日の夜7時半を過ぎたところ。
私が住んでいるKilpauk地区のアパートからもチェンナイ各地で打ち上げ花火を
上げているのが見えるようになりました。そして爆竹の音も・・・。


明日からディワリという5日間続くヒンドゥー教のお祭りが始まります。
光のフェスティバルと訳されるこのお祭りは、各家庭が火を灯したランプを
窓辺やドアに飾るという幻想的な一面もあるのですが、そんな幻想を吹き飛ば
すかのような激しい花火や爆竹をやることで非ヒンドゥー教徒からは不評を
買っています。
なんたって火薬の量を増量した違法爆竹が出回っていて、テロかガス爆発か、
はたまたビル発破のダイナマイトか!?というほどの轟音が打ち上げ花火の
音に混じって鳴り響くのですから。

あ、打ち上げ花火ってのも日本で夏休みに子供が遊ぶような可愛いものじゃ
ないですよ、コレ住宅街でやるか?ってくらいの本気花火です。


バランプールでは花火は1日だけ、それも夕方から夜の10時までと決められ
ていたので(日中も待ちきれない若者による爆竹が時折鳴ってはいましたが)
さほど苦痛ではありませんでした。
去年は私もアパートの花火大会に参加して楽しんでいましたから。

でも、ここチェンナイではそうではないらしいのです。
この花火と爆竹が夜通しで寝ることもままならず、しかもそれが連日続くそう
なのです。
そのため駐在外国人はこの時期に国外へ脱出をする人が多いのだとか。

ちなみにチェンナイでは125デシベル以上の花火・爆竹は禁止されている
そうですが、125デシベルってかなりの騒音ですよね・・・。

下町風情を感じるThiruvanmiyurの方(ウチとは街の反対側)には、町中に花火を
売る屋台が出ていて家族連れでにぎわっていました。
その光景を見て「非ヒンドゥーの皆さん、御愁傷様」としか思えませんでした。

新興の高層アパートが多い我がKilpauk地区にはあのような花火屋さんは出てい
ないので、そうヒドくならないことを祈りますが、果たしてこれからどうなる
のでしょうか?


ついにチェンナイも雨季に入ったと実感するようになりました。

でも日本ほど天気予報が発達していないのでいつ何時どれくらいの雨量で降る
のかはまったく予想がつきません。


自分でも空を見て判断をしていますが、空が雨雲で真っ暗になったからこりゃ~
大きいのが来るぞと思っても、しばらくしたら晴れてしまったり、逆に晴れていても
天気雨が降ったり、「乙女心とチェンナイの空」、もてあそばれています。


でもやっぱり気になるのよ、雨が降るかどうか、が。だって、雨が降ったら(降り
そうだったら)外出たくないの。


雨が降ると決まってドブが増水して町中にチェンナイエキス(各種動物のウ○コ、
立ちション、唾、生ゴミ、etc.)が流れ出た川ができちゃうんだもん。

そんなとこ、奥、歩けな~い。


万が一、外出中に雨が降って水溜りが行く手を阻んでいる場合は、大きく
迂回するか、そこらへんを歩いているオジサンを捕まえレンガなんかを転々と
置いてその上を私が歩けるようにしてもらったり(大きな石とかがこれまたよく
落ちているのです)、民家の柵によじ登ってでも、とにかく回避します。

そんなことに夢中になっていたら傍を車が猛スピードで通って、ビッシャーと
雨水を全身に浴びてしまうこともあるのですが・・・。


そんなわけで前置きが長くなりましたけど、この時期、必須のアイテムがあるの
ですよ。それは、レインブーツ





最近、おしゃれなのあるでしょう?花柄とか、チェックとか。
そんなのをさりげなーくはいてたらもう、インドでは注目の的ですよ。
だいたい誰もレインブーツなんてはいてないから。みんな潔くサンダルだから。

ということで雨降りの今日、レインブーツデビューしてきました。
さらに跳ね返り雨水を避けるためレインコートまで着ちゃった。
もうね、快適だった~。
これから雨の日のお出かけも嫌じゃありません!


でも、私のレインブーツ、思いっきり「作業用長靴(980円)」なんですケドね~。




こんなタイプの長靴、電車の清掃人とかしか穿いてないからちょっと恥ずかし
かった・・・。
おしゃれ長靴、買ってくればよかったな。






ここ数日来、雨が降ったり止んだりの天気だったのが今日は青空が広がった。

ということでカラムカリクラスに復帰(雨だと外出を控えているため)。
先生やおばちゃんたち、二毛ネコが歓迎してくれた。
前までいっつも私の後をまとわりついてきて困っていた野良犬は
どうやら私のことを忘れたようで、知らんぷりされてしまった。
ちょっと寂しい。


カラムカリクラスからの帰りはいつも帰宅ラッシュとぶつかる。
私は始発に乗るので席を確保できるからいいんだけど、ギュウギュウの車内や
窓の外は、大変だな〜と思わずにはいられない光景が毎度、繰り広げられている。


定員オーバー過ぎてて、乗り切れてない。
でもこの雑疑団な状態で発車、運転手は普通にスピードを出すので
見ている方が怖くなる。左に伸びた腕の持ち主は、




当然、こんな感じ。
窓を隔てて私とお隣さんになっている。
写真ではわからないけど、身体を”く”の字にして辛うじてつま先だけを
入り口の階段に乗せている状態。
必死にしがみついているかと思いきや、車外組になった知らないもの同士が
笑顔で会話していたり、ただでさえ狭い足場を譲ってあげたり、和気あいあいと
やっているようだ。
スゴいのは、みんなサンダル穿きだということ。

上の写真の右下に映っている紺色のリュックサックは女子中学生のもの。
混みだすと、立っている人が座っている人に荷物を持ってもらうという
仕組みになっている。今日はこの他におばちゃんの荷物も持ってあげた。
チケットは車掌さんから買うのだが、混んでいる時はお金と行き先が
伝言ゲームのようにまわって来て、チケットを買う。

助け合いの精神です。



バスの後ろを走っている帽子の青年、このあとこの走るバスに飛び乗る。
ちなみに私は所用がありバス停ではない所でバスから飛び降りた。
命の保証はないけれど自由乗降可なのです。

こうやって、チェンナイの日常に戻って行きます。
チェンナイでの我が家は、肉魚使用率が極端に少ないものの、醤油やみりん、
ダシを使った日本料理をよく作ります。

ただ手に入る食材が制限されるため、使う野菜が南国系だったり、米酢の
変わりにワインビネガーを入れたり、実際には日本料理といったところ。
メニューを考えるのが億劫になったりするので、今日のおかず明らかに
物足りないな、という日もちょくちょくあります(そういう時はとりあえず質より
量でいってみる)。


そういうわけで、我が家の食卓をより日本っぽく盛り上げるため、そして手間を
さほどかけずに美味しいおかずを1品増やすため、名脇役を仕込んでみました。

ニッポンの味★ぬか漬けです!



日本からやってきた食の演出者たちがインドの調味料と融合する。

日本勢:T家ぬか床、生ぬか、山椒の実、昆布、酒かす
インド勢:ヒマラヤ岩塩、唐辛子




薄ピンクの岩塩をお湯に溶かすとこんな色になってしまって
ちょっとビビッた。
(普通の食塩は消毒臭がキツいので、オーガニックの岩塩を
普段から使っています。)



全てをまぜて、



人生初のマイぬかと子ちゃん、完成!!

インドにも大根、きゅうり、にんじん、なす、はやと瓜、にんにく、セロリなどなど、
漬けられる野菜は結構あるんです。

ぬかと子ちゃんは初日だけは室内に放置しましたが、その後は冷蔵庫で保管。
これから乳酸菌を増やすため、しばしの捨て漬け期間を経る必要がありますが
今は時折、タッパの香りを嗅いでぬか漬けの匂いだけ楽しんでま~す♪



トイストーリーの宇宙人を髣髴とさせる、
アブラナ科の植物コールラビ。
ブロッコリーの茎みたいな感じなので、意外にぬか漬けに
合いそうな気がする。
忍者ブログ [PR]