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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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今週から新しい習い事を始めまたため(詳細は後日)、週2〜3回
チェンナイを縦断することになりました。
これがけっこう遠いところにあって、東京で例えるなら上野から二子玉川に
行く感じ。当然、地下鉄が発達していて最短43分で着けちゃう東京とは
違うので移動に時間がかかるのです。

一番簡単なチェンナイ市内の移動はオートリクショー。
小型なのでどこでも小回りが利いて便利なのですが、これから気温が
グングン上がる季節。走っている分には快適ですが、ひとたび赤信号で
止まろうものなら、熱気ムンムンで一気にサウナ状態。
しかも排気ガスはヒドいし、朝晩の渋滞も大変なことになってるし、
習い事の場所まで朝は1時間以上かかってしまうので、これは避けたい選択。

だからってハイヤーを頼むのは財政的にちょっと・・・なので、
ウチのすぐ近くに駅がある市電を活用することにしました。




チェンナイ市電路線図。
まだまだ路線は伸びる予定。
朝9時代と夕方5時代7時代のラッシュ時は10分おき、
その他の時間帯でも10〜15分おきに電車が走っています。
排気ガスとも渋滞とも無縁でスーイスイ。
乗車料金はあってないような感じのルピー一桁(10〜15円程度)。



ホーム。



そして、女性にはうれしいことが!
なんと女性専用車両・専用座席がふんだんに用意されているのです。

これはいいですぞ!
インドの煩わしいことのひとつ、若者からの視線&黄色いかけ声(という
のか?)を避けることができるし、ラッシュ時を除けば、女性車両は
空いていることが多いので座って移動ができます。
それに各駅のホームに警察が数名いて、安心感もあり。




客層はビジネスウーマン風の人から、ハダシのおばちゃんまでいろいろ。
床に座ったおばちゃんがのどかな車内風景を演出中。
車両を区切った向こう側の一般車両は男性陣で混み混み。


これで私は朝チェンナイ縦断をし、バスに乗り換えて横断して通っています。

まだまだ路線が短く、行ける場所が限定されてしまいますが、
活用方法によってはかなり使えるチェンナイの市電です。
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スペンサーズプラザの隣にある5つ星ホテルTaj Connemaraにあるので、
知っている人も多いようですが。

アジアっぽい小洒落た内装からわかる通り、主にベトナム・タイ料理などの
東南アジア料理を出すのですが、なぜかメニューの半分は日本料理。
こう聞くと、海外にありがちな中国人や韓国人経営の「なんちゃって日本料理」
なんじゃないの?と警戒しがちですよね。
そこで、敢えてSUSHI&SASHIMIセット(700ルピー)に挑戦してみました。
出てきたものはアメリカのお寿司屋で出てくるようなRoll寿司4カンに
お刺身4種の盛り合わせ。食べてみると、

シェフ、日本人じゃないけどいい仕事してるじゃん。

カウンターに座ると目の前でシェフが焼いてくれる鉄板焼き(1200ルピー)
も人気メニューのようなので、どうやらアメリカナイズされた日本料理、と
いうことなのでしょう。これはこれで「あり」でした。
その他、東南アジア料理もいろいろ食べてみましたがどれもなかなか
美味しかったです。

Hip Asia(ベトナム・タイ・日本料理)

味:★★★
雰囲気:★★★
値ごろ感:★★
予算:800ルピー/人
奥の格付け:★★
私の選択肢に入りました。ちょっと高いケド・・・。
お昼のランチビュッフェは比較的お手頃らしいので、今度行ってみます。

住所:Taj Connemara, 2 Bainny Road(スペンサーズプラザの隣)
営業時間:ランチ12:30〜15:00
     ディナー19:30〜深夜0:00


最近、最近通いだしたある場所に居着いているネコ。
小さくてかわいい。

ここの人からはあげると言われたんだけど、
T堂氏に反対されてます。

隠れて飼っちゃおうかな〜。
今日、近所のさなか屋さんに行ってきました。



ガラスケースに入っちゃって、ステキでしょ〜?




エビの殻ムキもやってくれます。



ところで、部屋を片付けられない女・ルームメイトのルパリ。
来月トルコへ出張なんだけど、パスポートが消えた!!と会社も行かず
朝から部屋中、大捜索。当然、部屋はぐっちゃぐちゃ。
よくある光景。

あーあ、またお手伝いさんが私に愚痴を言う・・・。


「この間、整理整頓してあげたばかりなのに!!いっつもいっつも〜(怒)」


って、これってよく聞いたセリフだから苦笑するしかないんだよね〜。
お母さん、ごめんなさい。実家にいるときはルパリ状態の私です。

チェンナイに引っ越して約3週間、生活の基盤ができあがってきました。

昭和60年代的生活だったオリッサ・バランプールと比べると、
チェンナイはまさに現代的でまったく違う国に来た感じがします。
私の生さまざまな点で変わりました。例えば・・・、

①ルームメイトの存在
当初、彼女は2ヶ月ほどで1ベットルームの部屋か今より安い家賃の
アパートを見つけて引っ越していくということだったのですが、
どうやらメンド臭くなったようでこのまま残ることに。
かといって私たちの方がほどいたばかりの荷物をまたまとめて
どこかに引っ越していくという労力を考えると、もうこのままでもいいや、
ということでインド人の女の子とルームシェア。
ちなみに彼女はT堂氏の同僚で、ハリケーンのようにパワフルな人です。


②お手伝いさん
お手伝いさんがいないと家のことはなーんにもできないルームメイト
なので(化粧品のアイライナーを削るのもお手伝いさん任せ)、
そのまま雇い続けることにしました。
私も料理以外のことはほとんどやってもらっています。
今は手洗い派のお手伝いさんに、私の古型2層式洗濯機の使い方を
教えているのですが、洗い・すすぎ・脱水をそれぞれ2〜3分で
終わらせようとする彼女を説得する日々です。
基本的には快適。


③食料・日用品の買い出し
オリッサでは野菜市場・魚市場・肉市場・乾物屋・雑貨屋と買うもの別に
市場をハシゴしていました。
でもチェンナイでは『スーパーマーケット』。乾物・乳製品・野菜・卵・
ちょっとした日用雑貨が1カ所でそろっちゃいます。しかも値切り交渉なし。

昔、日本でも商店街から大型スーパーに客足が逃げて行ったというのも
よくわかります。だってホントに便利なんだも〜ん。

野菜に関しては産地直送の新鮮野菜が豊富だったオリッサの方がいいものの、
こちらではレタスやブロッコーなどのサラダ系野菜が手に入ります。

肉・魚類は電話配達もあり。それもモモ肉だけとか、パーツ買いOK。
さらに美味しいスモークチキンやベーコンを作って売っている専門店まで
あるし、オーガニックフードや輸入食材など、”いとも簡単に”手に入ります。

日用品もとにかく物資が豊富で種類も多いので、オリッサのように
「見つけた時が買い時」ではなく、他のお店の商品と比較しながら
”日を改めて”買うことができます。


③街の移動
オリッサでは自転車でスーイスイと好きな時に出かけていたのですが、
チェンナイではオートリクショー。値段交渉がメンド臭いし、遠出する時は
出費がかさみます。
近所に行く時は自転車に乗りたいのだけれども、アパート周辺の交通量が
多すぎて五体満足で帰ってくる自信なし。
複雑な路線を走る市バスを乗りこなそうかしら。


④習い事
奥様といったらお稽古でしょう。
インドに来た理由のひとつに「インド文化を学ぶ」というのがあったにも
関わらずオリッサ(バランプール)で見つけたのはヨガクラスのみ。
それも1カ所で選択の余地なし。
それに比べチェンナイではいろいろな習い事ができます。
インドの伝統楽器や舞踊だけでなく、料理、絵画、各国の言葉、日本の
生け花などなど。若干、先生のレベルに??なところもあるようだけれども、
ないよりはマシってもんです。
で、とりあえず始めたのは現地の言葉であるタミル語とヨガ。
これからおもしろそうな習い事があったら挑戦していきます。


⑤外食
オリッサの外食事情選択肢が少なすぎて困っていました。
その点、チェンナイでは選択肢豊富。インド料理の他に各国料理もあり、
美味しいレストランがたくさんあります。
近くのお店だったらデリバリーをしてくれるのも魅力です。
ちなみに我が家の給料日は韓国料理です。


いきなり先進国かインドに来た外国人の中には、大都会チェンナイとは
言え、汚さとか文化の違いとかに馴染めない人もいるそうなのですが、
オリッサで揉まれた私にとって、チェンナイ生活は快適すぎて、
ちょっと物足りないくらい!!

う〜ん、ずいぶんたくましくなったなぁ。


チェンナイは猫が多い。
ごろーん。
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