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『奥』の細道はインドに続く・・・。
インドでの庶民的主婦日記。
プロフィール
名前:奥 (プロフィール詳細)



2005年10月よりオリッサ州バランプール(Berhampur)にて、インドの田舎生活開始。

2007年3月よりタミルナードゥ州チェンナイに引っ越し、インドの都会生活開始。

今はヨガ・タミル語・カラムカリ(絵)・カラリパヤット(格闘技)を習っているほか、チェンナイ中を歩いて『オモシロイこと発見』にいそしむ日々です。


2008年10月3日、インド完全脱出。

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自家用車やオートバイ・自転車を持っていない、私のような在チェン外国人に
とって一番身近な乗り物はオートリクショーだろう。
これはタクシーの自動三輪版で、自分の好きな所で捕まえて好きな場所で
降りることができる。とても便利で小回りが利いていいのだが、最大の
問題点は値段交渉。
相手が外国人やその土地に詳しくない者だとわかるとすぐにふっかけて
くるため、適正価格(というより妥協価格)で乗るためには交渉をしなければ
ならず、時には何台もやり過ごすこともある。

チェンナイでは先々月くらいからメーター制が義務付けられたのだが、
実際にメーターを使ってくれるドライバーは非常に少ない。
メーターを使うと値段交渉の相場よりも安くなってしまうからだ。
たまに「メーター、使うゾ!さぁ、乗れ!!」と自ら意気揚々と
言ってくるドライバーもいるのだが、偽造メーターを使っている
場合もあり、運賃の上がり具合が明らかに早い(偽造なのがバレバレな
くらい早い)。

というわけで、結局メーターはまったく普及せず、地元の人も事前に
交渉してから乗っている。

では、そんな厄介なことをしないで移動するにはどうしたらいいか?
そうです、市バスに乗るのです!!


そんなわけで誰に、ということもないけど「市バス乗車指南」。

********************************

【バスに乗る前に】

1:自分の乗る路線を知ろう。

チェンナイ市バスは市内を縦横斜め、網の目のように走っている。
その路線ごとに路線番号が決まっているのだが、残念なことに
路線図なる便利なものは一切ない。
(ネット上で見つけたことがあるが、大ざっぱな図の上に字が
小さすぎて読めないという、使えない代物であった。)

そういうわけで、まずは近所の人に聞いてみよう。
バスを日常的に使っている人であれば、かなり詳しいはずだ。
私は家付近から出発する路線についてはお手伝いのおばちゃんに、
街の反対側にあるカラムカリ教室あたりは先生に聞いている。

また、チェンナイ市内はエリアごとに区分けされているのだが、
各エリアに始点終点にもなる大きなバス停がある。場所がわかれば
そこにいって係員に聞くという手もある。そうすれば確実に座れる
始発バスにも乗れて一石二鳥だ。

慣れてくると、街を歩いているとバス停に目が行くようになり、
そこに書かれている路線番号を見て、「おぉ、ここへはこの路線が
来ているのか〜」と、だんだん頭の中に路線図ができてくるようになる。


2:朝晩のラッシュ時は避ける。




在チェン外国人がバスを利用することに抵抗感を覚える理由のひとつは、
過剰乗車の末に乗り切れない人がバスの乗降口からブラ下がっていたり(※)、
さらにはバスが乗降口のある左側に斜め45℃傾いちゃっている状態を
目の当たりにし、”こんなのムリ・・・”と思っているからだと思う。

確かに、朝晩のラッシュ時はひどい。
あそこまで混んでいるバスは、高度なテクニックと他人を蹴散らしてでも
乗り込もうとする強い意思を要求されるので、紳士淑女は避けた方が
いい時間帯。

※バスには2カ所、左側に乗降口があるが旧型バスにはドアが付いていない。

ということで、10時過ぎあたりから5時前くらいが快適に利用できる
時間帯である。昼過ぎに学童たちで溢れている場合もあるが、大多数は
すぐに降りるので心配はいらいない。

ところで、走っているバスに飛び乗ったりやぶら下がったりするのは、
若い男性が多いようだ。
走り飛び乗りなんぞ、わざとやっていると思われるフシもあり、
恐らくあれは「インド的かっこいい仕草(勘違い編)」のひとつなんじゃ
ないかと推測している。
絶対、なんかの映画でヒーローがやってたんだと思う。


3:小銭の準備は心配ご無用!

運賃は旧型バスで2.5ルピーから。
30分ほど乗るような距離でも5〜11ルピーとかなり安い。
でもオートのドライバーと違ってバスの車掌さんは小銭大将なので、
5ルピーのチケットを50ルピーで払っても文句は言われないし、
ちゃんとお釣りが返ってくる。

*******************************

ということで、次はようやく【バスに乗ってみよう】かと思いきや、
【バス停にて】というのもあり、さらに今日は長くなったので
ここらへんでやめておきます。指南は次回に続きます。


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マンゴーとともに、町中にゴロゴロしている緑のココナッツ

ごく最近まで、緑のココナッツは私の中での”フルーツカースト”では
かなり下層に位置づけされていました。
たいして美味しいものでもなく、これを飲む理由なんて、プールサイドに
あるビーチパラソルの下に座って南国情緒を思いっきり満喫したい時だけ
だろうと、思っていたわけです。
そんなわけで、私は過去に数えるほどしか飲んだことがありませんでした。

が、これは緑ココナッツに対する偏見だったようです。
調べてみると、これがなかなかの健康食品だということが判明したのです。



至ることころで積み上げられている完熟前のココナッツ。
チェンナイでは1個10〜15ルピー(30〜45円)。
おじさんにナタで切ってもらい、中のジュースを飲む。
2kg近くあるものだと、400ccくらいのジュースが入っている。
味は、スポーツドリンクを薄ーくした感じで、これと言った特徴はない。
ものによって(熟れ具合?)青臭かったり、甘かったりする。
※道ばたで売っているのは中が暖かくなっているので、
 冷蔵庫で冷やしてから飲むことを強くオススメする。



【ココナッツジュースの効能】
糖分、繊維、タンパク質、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルなどの
栄養が豊富。
老廃物を体外に排出してくれるカリウムも豊富。
蓄積した体脂肪を燃やす効果のある中鎖脂肪酸が含まれている。
天然のスポーツドリンクのようなもので、水より早く体に吸収される。
体温を下げる効果もある。


体脂肪を燃やす効果、、、聞き捨てならぬ。
他にも、若返り作用があるだとか言われているそうです。


今後、まめに飲むことにします。


内側に付いている白いぷるぷるの果肉もそのまま食べれるけど
水と合わせてミキサーにかけるとココナッツクリームになるので
料理にも使えます。

ちなみにナテ・デ・ココはこのココナッツジュースを発酵させた
ものだそうです。私はずっとココナッツの中にある果肉の一種だと
思ってました。


早速、買いに行って、お持ち帰り用にしてもらったら、
「取っ手」を作ってくれた。




他にはこんなものも・・・


これは料理用でお馴染みの完熟ココナッツ。
使い方は、コンクリートなど硬い部分に力いっぱい叩きつけて
ヒビを入れてジュースを出してから、さらに叩きつけてふたつに割る。
白い部分をゴリゴリ削ったものを、香辛料などと合わせて
チャツネにしたり、水を加えて絞るとココナッツミルクになる。
私は水の代わりにジュースを使ってます。

完熟ココナッツの実を乾燥させたもの(コプラ)から
ココナッツオイルができる。




これは若いココナッツの茎。
皮を剥いて、中身を食べる。
タケノコのような食感で、ココナッツジュースを
薄めたような味。



え~、ワタクシただいま顔半分だけ淡谷のり子ってゆうか
沢田研二ってゆうかYMOってゆうか、そんな状態です。

原因はこのタンコブ

内出血した血が流れ流れて右まぶたに到達し、
青いアイシャドウを塗ったくった感じに
なっちゃっているのです。


ファンデーションを塗りこんでも隠し切れないので、
もはやファッションの一部として考え、青色の服を
コーディネイトして楽しんでおります、、、。

トホホ。


日本食好きの友人(アメリカ人)と、彼の行きつけでもある定食屋風
日本料理屋Dでディナーをすることに。

私とT堂氏は「めっっっっっっったに」、と強調できちゃうくらい
滅多に日本料理屋さんには行かないので、ここへ行くのも1年ぶりくらいの
ご無沙汰加減。

現地集合だったので、一人でアパートの前でオートリクショー待ちを
していたら、前方から若いインド人女性が私をジィーーーーッと見つめ
ながら歩いてくるのに気づきました。
まぁ、インド人からジィーーーーッと見つめられるのは、いつものことなので
別段気にもせずにいたら、すれ違う瞬間、



「も、もしかして、日本人の方ですか?」



と、その女性が流暢な日本語で話しかけてきたのです。

これが男性だったら完全に無視しちゃうんだけど(日本語で話しかけて来る
インド人男性にいい人は少ないという持論による、ただしイケメンを除く)、
今回の相手は女性。なので、あまり警戒せず、話をしてみることにしました。

聞けば彼女は今年の3月まで日本にいて、今はチェンナイにある日系企業に
勤めているとのこと。不自然ではない日本語の言い回しを使いこなしているし
都内の電車事情にも詳しかったり、かなり日本に溶け込んでいた様子。

「街で日本人らしき人をみるとつい話しかけちゃうんです、怪しくて
ごめんなさいね。」

と、口の端に手を当てながら謝る日本的な仕草を交えつつ日本語を話す
彼女に好感を持ちました。

今の住まいも我がアパートの隣の建物だということが判明し、しかも
滅多に行かない日本料理屋に向かおうとした時の出会いも奇遇なので、
今度ゆっくり話をしましょうと電話番号を交換して別れました。

別れ際、「それじゃぁまた今度!」と言いながら何度もお辞儀をする
彼女の姿が板についていて、ちょっと可笑しかったです。


ということで、定食屋では天ぷら定食やお刺身を食べ、ちょっぴり
日本的な夜をすごしました。おいしかった〜。






こんにちわ。
オリッサ州バランプールから都会のチェンナイに来て以来、
すっかり都会派になった『奥』ザマス。
ようやく21世紀まで進化され、生活のいろいろなものが
アップグレードされています。

例えば、ヨガ。
オリッサ州バランプール時代のヨガ教室はこんなとこでした。


この建物内ではなくて、この屋上ね。
ウチのアパートの真ん前にあったから通うのは楽だった。
朝5時からヨガを始め、日の出とともに
「スーリヤナマスカール(太陽礼拝)」なんてヨガ技をやるのは、
それはそれで爽やかよかったけど、なにしろ蚊やらアリやらが多くてねぇ。
しかもウチのアパートから丸見えで、最後の「笑い」の技(※)をする時、
すっごく恥ずかしかった・・・。集中しにくかったのです。

それにしても久々に見たら、懐かしいわ。



それが、今じゃこんなとこ。


あらぁ、ステキなスタジオだこと。
ここのフィットネスジムのヨガプログラムに参加中。
個人の進度によって先生が教えてくれるので、なかなか良い。
ジムだからかマントラ(サンスクリット語のお経)を唱えないのは寂しいけど。
このフィットネスは日本とかと設備・衛生面に負けないくらい最新式。
お隣のスタジオではエアロビ&ステップをやっている。
もうまったくもって日本みたいでしょ?
初めて見たとき、ビックらこいちったよ。


こんなステキなスタジオで、ジムに置いてあるいわゆる”ヨガマット”を使うと
いうのも、現代的で衝撃を受けました。
だって、バランプール時代は藁製のゴザでござんしたから・・・。
毎回、家に帰ると髪の毛にワラが付いてるのを発見したもんです。


まぁ私的には、先生の教える内容が自分にあっているかどうかと、
毎朝通えるところにあるか(昼でも夜でもなく朝!)、が重要な
判定基準なので、ジムだろうが屋上だろうがゴザだろうがあまり気に
しないんですけどね。
ヨガは表面的なことではなくて自分の体内との対話なのです!!


と、


言・い・つ・つ、

今日、
T堂氏祝給料1.5倍増を記念して、買ってもらちゃいました♪



インドじゃ超高いNIKEのヨガマット。
日本で買うより倍近くするのだ!
2000円弱の無名ブランドのペランペランのと(ジムと同じヤツ)、
インドでは超オシャレ的扱いを受けているリーボック社のそれなりに
いいヤツ(4000円弱)と、このかなりクッション性に優れている
NIKE(約6000円)を比べたら、やっぱり名実ともにNIKEが
カッコよかったから・・・。
長期の生徒もmyマット持って来てるし、それもリーボックとか
NIKEとかでいいやつだから、私としては負けられんのだ。エヘへ。

ということで明日から不撓不屈の精神でヨガ道に精進しま〜す。


※「笑い」の技
ヨガの流派によってやったりやらなかったりみたいなんだけど、
私が行っていた教室では、クラスの最後に別に何もおかしくもないけど
本気で大笑いというのをやらなくてはいけなかった。
先生の「ハイじゃぁ次、笑って」という合図とともに、大のオトナ達が
「ハーッハッハッハッハ!!ウッホホホホ〜、クークックック、
アハハハハ〜!!バンバンバン(手を叩いてよりそれらしく)」
みたいなのを涙が出るまでやるのが、どうしても馴染めなかった。
笑うことは脳の活性化にいいらしいんだけどね・・・。
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